Excel 指定シートの番号を取得(SHEET関数)
SHEET関数はシートの番号(左から順に振られ1から始まる連番)を取得する関数です。
この記事ではSHEET関数の仕様と使い方を紹介します。
仕様
=SHEET(値)
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
値 | 数式の所属シート | 番号を取得する対象を指定。 ・セル指定の場合、指定したセルの所属シート。 ・文字列の場合、そのシート名のシート。 ・省略した場合、その数式の所属シート。 |
実行例
引数を省略した場合、関数を入力したセルのシートの番号を取得します。
番号は最も左を1とした連番です。
シートを並び替えると番号も変わります。
引数を指定する場合は下のようになります。
文字列で「東京」を指定するとシート名「東京」の番号が変えるため
「東京」の値のセルを指定すると同じ結果になるように感じますが
その場合、指定セルの属するシートが対象となるため異なる結果となります。
SHEET関数を使用する際は、その差に注意する必要があります。
用途
使う機会は非常に限られる関数です。
マクロや外部プログラムから番号指定でワークシートにアクセスする際、
アクセスしたいシートの番号を確認するのが主な用途です。
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