Excel 最頻値(現れる頻度が最も高い数値)を取得(MODE.SNGL関数、MODE.MULT関数)

2019年7月23日

MODE.SNGL関数とMODE.MULT関数は

最頻値(モード)を取得する関数で、

MODE関数の新しいバージョンです。

そちらは今後、使用できなくなる可能性があるため

MODE.SNGL関数とMODE.MULT関数を

使用しましょう。

この記事では関数の仕様と使用例を紹介します。

仕様

MODE.SNGL関数

一つの最頻値を取得します。

最頻値が複数ある場合は

最初に現れる値が結果になります。

最頻値がない場合は#N/Aエラーになります。

MODE.SNGL(数値1~255)

MODE.MULT関数

複数の最頻値を取得します。

MODE.MULT(数値1~255)

配列数式で記述する必要があります。

使用例

サンプルとして下記のデータを使用します。

最頻値は2と9です。

MODE.SNGL関数

MODE.SNGL関数はSUM関数のように

データのセル範囲を指定するのみです。

最頻値は一つしか取得されません。

複数ある場合はデータの中で最初(最も左上)に

登場する値が結果になります。

MODE.SNGL関数の使用例

MODE.MULT関数

MODE.MULT関数はMODE.SNGL関数と違い

最頻値が複数ある場合にも適用できます。

但し配列数式が必須のため

使い勝手は悪くなります。

まずMODE.SNGL関数と同様に

データ範囲を引数に関数を作ります。

複製するため範囲は絶対参照にします。

MODE.SNGL関数を一つ記述

MODE.MULT関数を縦方向に数式コピーします。

配列数列にする前は全て同じ結果になり

最初の最頻値の9のみ表示されます。

MODE.MULT関数を縦方向に数式コピーした結果

次に数式セルを全て選択し、

数式バーで[Ctrl]+[Shift]を押しながら

[Enter]を押しは配列数式に変換します。

数式が{}で囲まれたら成功です。

最初の最頻値の9と、2番目の2が表示されます。

続く最頻値がなくなると#N/Aエラーになります。

MODE.MULT関数を横方向に使用することも可能です。

ただしTRANSPOSE関数を使用する必要があります。

MODE.MULT関数を横方向に使用した結果

使用上の推奨事項など

今回は1桁の数字のため

そのまま使用しましたが

数値が大きくなるとバラけてしまい

最頻値が出ないか、出す意味が薄くなります。

ROUND系関数で小さい桁を切るか

ヒストグラムを作成して最頻値も含めた

全体的な傾向の把握を推奨します。

(最も高い場所が最頻値)

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