Excel 0以上1未満の少数をランダムで取得(RAND関数)

2021年11月6日

RAND関数は0~1未満の少数をランダム(乱数)で発生させる関数です。

ゲームなどで何かの確率を表現したい場合や

ランダムな数値の一覧が欲しい場合に利用します。

この記事ではRAND関数の仕様と使用方法を紹介します。

ただし乱数を発生させる用途であればRANDBETWEEN関数の方が

数式が簡便で使い勝手が良いため、こちらの使用を推奨します。

仕様

=RAND()

使用例

小数点第15位までランダムで取得します。

セルを選択して外すなど再計算が発生するタイミングでこの数値は更新されます。

RAND関数の使用例

指定範囲の間で発生させたい場合

たとえば三分の一の確率を表現したい場合

1から3の間で発生させる必要があります。

その数式はこのようになります。

=INT(RAND()*3)+1
指定範囲内(1~3)で発生させる例

INT関数は少数点以下を切り捨てる関数です。

RAND関数の結果に指定数を掛けることにより

0 ~ 指定数-1 の間のランダムになります。

それに+1することで1~3になります。

0から3にしたい場合は下記の数式になります。

=INT(RAND()*4)

10~20のように0と1から離れても可能です。

=INT(RAND()*10)+10
指定範囲内(10~20)で発生させる例

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