UiPath 基本的なWebブラウザ自動操作方法(フォーム入力)

2019年11月19日

UiPathでWebブラウザを

自動操作する方法を紹介します。

作成する自動化ツール

Webのフォームに自動的に値を設定して

送信ボタンを押すツールを作成します。

今回は説明の簡素化のために

固定値を入力しますが、

実際に業務で使う場合は

Excelなどに入力されたデータなど

入力することになるでしょう。

作成手順

初期設定

新規のプロジェクトを作成し、

下の「アクティビティ」タブを選択し

「ワークフロー」より「制御」を開きます。

「シーケンス」アクティビティが表示されるので

それをデザイナーパネルにドロップします。

UiPathを起動し「新規プロジェクト」より「プロセス」を選択

「デザイナー」パネルに「シーケンス」が追加されます。

UiPathで自動化する際は最初に土台として

「シーケンス」か「フローチャート」

設置する必要があります。

「フローチャート」については

別の記事で説明します。

「シーケンス」の中に「ブラウザーを開く」をドロップする状態の図解

新規ブラウザーを開く

「ブラウザーを開く」アクティビティにURLを入力する図解

「ブラウザーを開く」アクティビティの中に

URLを入力する欄があるので

開きたいページを入力します。

こちらにテスト用のコンテンツを

用意してあるので使用いただければ幸いです。

ブラウザーを開くアクティビティにURLを設定した状態のキャプチャ

フォームに入力

準備

アクティビティの直入力は

HTMLの専門知識が必要なため

レコーディングを活用します。

まずInternetExporerで

先ほどのURLを開きます。

(他のブラウザでも構いませんが、

 UiPath用の拡張機能の事前設定が必要です)

そしてUiPathのメニューより

「レコーディング」「ウェブ」を選択します。

UiPathのメニューより「レコーディング」「ウェブ」を選択する画面の図解

これで開かれるウェブレコーディングを使用します。

ウェブレコーディング画面のキャプチャ

Web画面の自動操作対象を設定するには

基本的にはレコーディングを使用します。

Excelでは主にシート名やセル名で対象を

設定します。これはハードルが低いです。

ただしWeb画面はシート名やセル名に

当たるもの(セレクタ)を探すことに

HTMLの知識が必要になります。

かなりハードルが高いので

レコーディングを使用して必要な部分を

抽出することになります。

テキスト入力

テキストボックス(1行入力欄)と

テキストエリア(複数入力欄)に

文字入力を設定します。

それには「テキスト」より

「テキストの設定」を選択します。

「テキスト」より「テキストの設定」を選択

設定したい項目欄をクリックします。

(青くなった状態で選択します)

設定したい項目欄をクリックする状態のキャプチャ

吹き出しで別途入力欄が表示されます。

ここに文字列を入力し

OKボタンを押下すれば完了です。

テキストエリアも同様の手順です。

吹き出しで別途入力欄が表示。そこに文字列を入力する状態のキャプチャ

Web画面の入力欄に反映されます。

必要なだけ行ったら

「ウェブレコーディング」より

「保存&終了」を選択します。

「ウェブレコーディング」より「保存&終了」を選択する図解

レコーディングした動作が

「デザイナー」パネルに登録されます。

ここで入力内容も調整可能です。

レコーディングした動作が「デザイナー」パネルに登録される状態のキャプチャ

このままでも良いですが、

必要な部分だけ残して

削除するとスッキリします。

必要なものは「テキストの設定」なため

この二つを上の「ブラウザーを開く」の

「Do」の中にドロップします。

「テキストの設定」を「ブラウザーを開く」にドロップする図解

残った「ウェブ」は不要なため削除します。

残った「Web」を削除する図解

ラジオボタン・チェックボックスの入力

「クリック」より「チェック」を選択します。

「クリック」より「チェック」を選択する図解

この状態でラジオボタンや

チェックボックスをマウスオーバーすると

青くなるのでクリックします。

ラジオボタンやチェックボックスを選択する図解

この状態で「保存&終了」をクリックすると

「チェック」が追加されます。

これが対応するアクティビティです。

テキストと違い入力値は選べないため

必要なものは記録する必要があります。

「はい」、「いいえ」の場合、

両方使う場合は両方を記録します。

今後書きますが「フローチャート」を

使用すればエクセルの内容によって

選び分けることも可能になります。

「チェック」が追加された状態のキャプチャ

ここも「チェック」のみが必要なため

他の部分は削除して構いません。

チェックのみ残して結合した状態のキャプチャ

ドロップダウンメニューの入力

「クリック」より「項目を選択」をクリックします。

「クリック」より「項目を選択」をクリックする図解

ブラウザ中で操作したい

メニューをクリックします。

ここも例によって青くなります。

ドロップダウンメニューを選択するキャプチャ

選択肢が吹き出しに表示されるので

ここから選びます。

UiPathのメニュー選択が表示されているキャプチャ

そこで「保存&終了」をクリックすると

「項目を選択」が追加されています。

これはラジオボタンと違い、

テキストボックスのように

文字列入力で変更することが可能です。

「項目を選択」が追加されている状態のキャプチャ

これも必要な部分は「項目の選択」だけのため

そこだけ残して削除してしまいましょう。

項目の選択のみ残して結合した状態のキャプチャ

送信ボタンの押下

「クリック」より「クリック」を選びます。

「クリック」より「クリック」を選ぶキャプチャ

その状態で送信ボタンをクリックします。

送信ボタンをクリックする状態のキャプチャ

実際にメールが送信されますが、

管理人のメールに送信され

即破棄するだけなので

送信してもらって構いません。

メールを送信した状態のキャプチャ

この状態で「保存&終了」を押すと

「クリック」が追加されています。

これが送信ボタンを押すアクティビティです。

「クリック」が追加されている状態のキャプチャ

これも必要なものは「クリック」だけなため

そこまで残して削除してしまいましょう。

不要なアクティビティを削除した状態

これにてツールの作成完了です。

続いて実行してみましょう。

実行

「デザイン」リボンより「開始」をクリックすると

ツールが実行されフォーム入力と

メール送信が実行されます。

デザイン」リボンより「開始」をクリックするキャプチャ

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