Power Automate 「ファイルのサムネイルを取得します(OneDrive For Business)」アクション

2023年11月7日

English version.

「ファイルのサムネイルを取得します(OneDrive For Business)」は

指定したファイルのサムネイルのURLを取得アクションです。

この記事では、その使い方を紹介します。

利用方法

フローにステップを追加する際に「OneDrive For Business」コネクタを選択します。

フローにステップを追加する際に「OneDrive For Business」コネクタを選択

「アクション」より「ファイルのサムネイルを取得します」を選択します。

「アクション」より「ファイルのサムネイルを取得します」を選択

「ファイルのサムネイルを取得します」ステップが追加されるのでパラメーターを設定します。

項目内容
ファイルサムネイルを取得するファイルのIDを指定します。
ピッカーで指定した場合はファイルパスに見えますが、表示だけで中身はIDです。
指定ファイルを削除してから、同名ファイルを作成しても別として扱われてしまいます。
(ファイルが存在しないエラーとなるので、フロー上で再指定が必要)
サムネイルのサイズ・Small:約1/4のファイルサイズ
・Medium:約半分のファイルサイズ
・Large:原寸大
パラメーターを設定

その後のステップで指定ファイルの内容を動的なコンテンツ「URL」として利用します。

この「URL」には6時間有効な画像URLが格納されるのでメールとして送信したり、

URLからのファイルのアップロード」アクションでファイルの内容を保存します。

「URLからのファイルのアップロード」アクションでファイルの内容を保存

動的なコンテンツ

後続のステップで使用する代表的な項目は以下の通りです。

作成したサムネイルの情報が取得可能です。

項目変数の種類内容
URL文字列文字列6時間有効な画像URL
整数ピクセル単位のサムネイルの幅
高さ整数ピクセル単位のサムネイルの高さ

Power Automateを効率的に習得したい方へ

当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを

買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。

Word-A4サイズ:1500ページの情報量で

(実際のページ数はデバイスで変わります)

基本的な使い方から各トリガー/アクションの詳細な使い方、

頻出テクニック、実用例を紹介。(目次

体系的に学びたい方は是非ご検討ください。

アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴

なお購入後に最新版をダウンロードするには

Amazonへの問い合わせが必要です。

関連記事