Google検索エンジンの傾向とサイト更新方針考察(トレンド性のない記事)
Google Search Consoleとアナリティクスからの考察と経験則です。
このサイトはトレンド性のない記事ばかりなため、
芸能ニュースなどトレンド性のあるものは別の動きをします。
結論(現時点での)
トレンド性のないサイトでは以下の方針が良いのではと考えます。
- 「読む価値がある」、「アップデートを欠かさない」を積み重ねる
- SEOみたいな検索エンジンのご機嫌を取ることは不要(表記のブレなども吸収してくれるので小手先不要)
- 他のサイトを真似することはアリだが、そのままはダメで何らかの価値向上は必要
傾向考察
サンプルとして3ページの推移で、以下の数値の週集計です。
項目(色) | 説明 |
---|---|
表示回数(青) | Googleの検索結果として表示された数です。週の1日ごとの平均です。 数値が大きいほど良いです。 |
クリック数(赤) | Googleの検索結果からクリック(流入)された数です。 週の1日ごとの平均の場合と、週合計数の場合があります。 (単に推移がグラフとして見えやすい方にしています) 数値が大きいほど良いです。 |
掲載順位(黄) | Googleの検索結果の順位です。週の1日ごとの平均です。 数値が小さいほど良いです。(小さいほどグラフとしては高いです) |



アルゴリズムアップデートのない時期の動き
表示回数(検索ワード)と掲載順位を徐々に増減させながら徐々に評価を決めているようです。
明確に計算できないので感覚値ですが、2~6か月くらいで評価が落ち着いていきます。
下はサイト全体の三か月ほどのGoogle検索からの流入の曜日ごとの推移です。(1が日曜、7が土曜)
このサイトの場合、働いている人の少ない土日と祝日は少なく、
働いている人の多い日は閲覧数が多いです。
大数の法則はあるとは思いますが日別に綺麗に同じような数値にまとまるので
一日のサイト全体の流入数が一定数になるようにキャップがあるように感じます。
(トレンド性があると一気に変わりますが)

公式コメントでは「見る人に価値があるか」を重視しているらしいので
Googleアナリティクスで閲覧時間なども勘案しているのでは?とも思いますが憶測です。
当然、競合が出てくると変わるので安定することもないです。
アルゴリズムアップデートの時期
個人的な経験として大ダメージを受けることはないです。
(アップデートの内容によってはわかりません)
2020年の25週目あたり(5~6月)で大幅に表示回数が減っていますが、
クリック回数は大して変わっていません。
検索結果の不必要な表示がなくなりスマートになったようです。
もしクリック数が下がっても後から戻ったり、
他のページの評価が上がって補われることが多いです。
(全体としては激減しない)
休日の日数にもよりますが、今のところ激増はあっても激減はありません。

ただしサイトの更新やめると激減もありえると思います。
更新のないサイトはアルゴリズムアップデートされるたびに激減していきました。
(普段もゆるゆる下がってはいましたが)
このあたりから、ちょくちょくアップデートして小手先のSEOや古い情報を振り落としつつ
読む価値のあるサイトを守るGoogle様の方針を感じます。
他のサイトを参考にした記事
記事を作る際、他のサイトの記事を参考にすることも有効ですが、
そのまま真似しても評価されずに流入数が伸びません。
ただし何かしらのカスタマイズやより高い価値を提供できる場合は評価されます。
(模倣と発展は切り離せないため)
読みやすさも価値の起点となっていると思われます。
最後に
これまでの考察より、トレンド性のないサイトでは以下の方針が良いのではと考えます。
- 「読む価値がある」、「アップデートを欠かさない」を積み重ねる
- SEOみたいな検索エンジンのご機嫌を取ることは不要(表記のブレなども吸収してくれるので小手先不要)
- 他のサイトを真似することはアリだが、そのままはダメで何らかの価値向上は必要
人気商売やインフルエンサーの領域では確かにブログはオワコンでYoutubeの方が良いと思いますが、
これまでのSEOなどの手法が通じないのと住み分けであり
細かい手順や技術情報などテキストや図解が有効な領域では
ブログやサイトの方がまだまだ得意領域に感じますね。