Power Automate Desktop 「Excelの起動」アクション

2021年5月8日

「Excelの起動」アクションはExcelを自動操作する際に、

1ファイルごとに1つ最初に設置する必要のあるアクションです。

操作対象や自動操作の挙動を指定します。

このアクションは閉じているExcelファイルを開くためのものです。

(開かれている状態のExcelに対して実行すると

 別ウインドウで読み取り専用として開かれます)

基本的にはこちらを利用することが多いと思いますが、

類似機能で開かれている状態のExcelを開く「実行中のExcelを添付」も存在します。

利用方法

アクション」の「Excel」より「Excelの起動」をドラッグします。

パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。

このアクションではExcelブックの内容を保存できません。

新規作成や変更した内容を保存したい場合は、

後で「Excelを閉じる」か「Excel を保存」を設置する必要があります。

パラメータ

Excelの起動

開くファイルを新規作成するか、既存のファイルを開くかを選択します。

空のドキュメントを使用

「空のドキュメントを使用」を選択すると空のExcelブックを新規作成します。

次のドキュメントを開く

「次のドキュメントを開く」を選択すると既存のファイルを開きます。

「ドキュメントパス」の欄が追加されるので開くファイルを以下の何れかの方法で指定します。

変数を指定する場合は「ファイルの選択ダイアログを表示」で

ツール利用者がファイルを選択するケースがメインになるでしょう。

「詳細」に「パスワード」欄も追加されます。

開くファイルにパスワードが必要な場合はここに指定します。

インスタンスを表示する

対象のExcelブックを表示するか否かを指定します。

作成中は動作の内容が見えるためONのほうが良いですが、

OFFのほうが高速なため実運用ではOFFに変更推奨です。

読み取り専用として開く

ONにすると編集不可能な状態で開きます。

編集しない場合はONにしましょう。

OFFでも既に開いているファイルに対して実行した場合は、

この設定は無視されて全て読み取り専用になります。

アドインとマクロの読み込み

アドインとマクロを有効にする場合はONにします。

Excel マクロの実行」を利用する場合、ONにする必要があります。

生成された変数

アクションの結果が格納されます。

利用しない変数は、OFFにすることを推奨します。

(インスペクタのフロー変数に不要な変数を増やさないため)

ExcelInstance

その後のアクションで開いたExcelブックを指定するための変数です。

基本的にはそのままでよいですが、複数のブックを開く場合は

どのようなブックかを示す名前に変更しましょう。

エラー発生時

必須ではありませんが、必要があればエラー処理を行います。

Excelを起動できませんでした

Excelがインストールされていないなど、

アプリケーションを起動できなかった場合のエラーです。

Excelドキュメントを開くことができませんでした

指定のファイルが存在しない、またはExcelで開けない形式であるなどの場合のエラーです。

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