Excel Office スクリプト ワークシートのコピー
Office スクリプトによるワークシート名のコピー方法を紹介します。
目次
使い方
次の構文で行います。(赤字は可変部分)
workbook.getWorksheet("コピーするシート名").copy();
追加したシートは変数に代入することも可能です。
(そのシート変数を利用して値の設定なども可能)
変数名 = workbook.getWorksheet("コピーするシート名").copy();
パラメータは省略可能ですが、指定してより詳細な操作を行うことが可能です。
パラメータ
コピーシートの追加位置(positionType)
設定値 | 説明 |
---|---|
ExcelScript.WorksheetPositionType.after | 指定シートの後にコピーシートを作成します。 次のパラメータで、どのシートの後にするかの指定が必要です。 |
ExcelScript.WorksheetPositionType.before | 指定シートの前にコピーシートを作成します。 次のパラメータで、どのシートの前にするかの指定が必要です。 |
ExcelScript.WorksheetPositionType.beginning | 先頭にコピーシートを作成します。 |
ExcelScript.WorksheetPositionType.end | 末尾にコピーシートを作成します。 |
ExcelScript.WorksheetPositionType.none | 先頭にコピーシートを作成します。 (省略時の規定値) |
// 先頭に追加
workbook.getWorksheet("コピーするシート名").copy(ExcelScript.WorksheetPositionType.beginning);
// 末尾に追加
workbook.getWorksheet("コピーするシート名").copy(ExcelScript.WorksheetPositionType.end);
// 先頭に追加(規定値)
workbook.getWorksheet("コピーするシート名").copy(ExcelScript.WorksheetPositionType.none);
基準シート(relativeTo)
positionTypeにafterかbeforeを指定した場合、基準とするシートも指定します。
// 基準シートの前に追加
workbook.getWorksheet("コピーするシート名").copy(
ExcelScript.WorksheetPositionType.before,
workbook.getWorksheet("基準シート名")
);
// 基準シートの後ろに追加
workbook.getWorksheet("コピーするシート名").copy(
ExcelScript.WorksheetPositionType.after,
workbook.getWorksheet("基準シート名")
);
Office スクリプトを効果的に習得したい方へ
当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを
買い切り700円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。
体系的に学びたい方は是非ご検討ください。
アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。
なお購入後に最新版をダウンロードするには
Amazonへの問い合わせが必要です。