Power Automate Desktop 前日・月初日・月末日・月の日数を取得する方法

2023年8月7日

English version.

日時の操作方法を紹介します。

手順

この例ではフローの実行日を対象に取得しますが、

変数の%CurrentDateTime%の部分を変更すれば別の日付でも応用可能です。

前日

フローの実行日を取得するために「現在の日時を取得する」アクションを設置します。

「取得」パラメータに「現在の日付」のみを指定します。

次に「加算する日時」アクションを設置します。

パラメータを次のように設定します。

項目設定値備考
日時%CurrentDateTime%現在の日時を取得する」アクションの
生成された変数
加算-1
時間単位

このフローを実行すると「加算する日時」アクションの

生成された変数に前日の日付が格納されます。

月初日

フローの実行日を取得するために「現在の日時を取得する」アクションを設置します。

「取得」パラメータに「現在の日付」のみを指定します。

次に「加算する日時」アクションを設置します。

パラメータを次のように設定します。

項目設定値備考
日時%CurrentDateTime%現在の日時を取得する」アクションの
生成された変数
加算%-1 * (CurrentDateTime.Day - 1)%
時間単位

このフローを実行すると「加算する日時」アクションの

生成された変数に月初の日付が格納されます。

別の方法(テキストを datetime に変換)

テキストをdatetime に変換」アクションで変換するテキストに

次のように指定することでも取得可能です。

%CurrentDateTime.Year + '/' + CurrentDateTime.Month + '/01'%

月末日

まず月初日を前述の方法で作成し

続いて 「加算する日時」アクションを設置します。

月初日に月を1つ加算して翌月初日を作成します。

項目設定値
日時作成した月初日変数
加算1
時間単位

更にもう1つ 「加算する日時」アクションを設置します。

翌月の月初日に-1日を加算します。

項目設定値
日時作成した翌月初日変数
加算-1
時間単位

このフローを実行すると「加算する日時」アクションの

生成された変数に月末の日付が格納されます。

月の日数

月末日を前述の方法で作成し.Dayプロパティで日を取り出せば月の日数になります。

Power Automate Desktopを効率的に習得したい方へ

当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを

買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。

Word-A4サイズ:1,700ページの情報量で

(実際のページ数はデバイスで変わります)

基本的な使い方から各アクションの詳細な使い方、

頻出テクニック、実用例を紹介。(目次

体系的に学びたい方は是非ご検討ください。

アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴

なお購入後に最新版をダウンロードするには

Amazonへの問い合わせが必要です。

関連記事

「日時」の使い方の記事一覧

実用例の記事一覧

指定月の最終営業日を取得する方法

指定月の最終営業日を取得する方法

Web(クラウド)版での方法

Excel 指定月の日数と営業日数を取得する方法