Power Automate Desktop 指定期間内の営業日数を取得する方法

2023年2月22日

English version.

Power Automate Desktopで指定期間の営業日数を取得する方法を紹介します。

Robin言語(コピー&ペースト用)

Power Automate Desktopにコピー&ペーストして利用可能です。

Excel.LaunchExcel.LaunchAndOpenUnderExistingProcess Path: $'''C:\\Test\\business_days_period_j.xlsx''' Visible: False ReadOnly: False Instance=> ExcelInstance
Excel.SetActiveWorksheet.ActivateWorksheetByName Instance: ExcelInstance Name: $'''Sheet1'''
SET FromDate TO $'''2023/2/1'''
SET ToDate TO $'''2023/2/10'''
Excel.WriteToExcel.WriteCell Instance: ExcelInstance Value: FromDate Column: 1 Row: 1
Excel.WriteToExcel.WriteCell Instance: ExcelInstance Value: ToDate Column: 2 Row: 1
Excel.ReadFromExcel.ReadCell Instance: ExcelInstance StartColumn: 3 StartRow: 1 ReadAsText: False CellValue=> ExcelData
Excel.CloseExcel.Close Instance: ExcelInstance

作成手順

Power Automate Desktopだけでは手間がかかるのでExcelシートを活用します。

まずExcelブックに「祝日」シートを用意してA列に土日以外の休日を列挙します。

この時、B列とC列の情報はなくても問題ありません。

またヘッダ行はなしで1行目からデータ行とします。

次に計算用のシートのC1セルに次の式を入力します。

=NETWORKDAYS(A1,B1,祝日!A:A)

A1セルに開始日、B1セルに終了日を入力すると

その期間の営業日数がC1セルに表示される状態になります。

Excelブックを保存後、Power Automate Desktopのフローを作成します。

1つめに「Excelの起動」アクションを設置してExcelブックを指定します。

項目設定値
Excelの起動次のドキュメントを開く
ドキュメント パス保存したブック
読み取り専用として開くOFF

次に「アクティブなExcelワークシートの設定」を設置して

計算式を入力したシートを指定します。

次に「Excel ワークシートに書き込み」アクションを設置します。

書き込む値には営業日数計算の開始日を

テキストか、「現在の日時を取得する」アクションなどで取得できる日時変数を指定します。

項目設定値
書き込む値営業日数計算の開始日
書き込みモード指定したセル上
1
1

次にもう一つ「Excel ワークシートに書き込み」アクションを設置します。

書き込む値には営業日数計算の終了日をテキストか

現在の日時を取得する」アクションなどで取得できる日付変数を指定します。

項目設定値
書き込む値営業日数計算の終了日
書き込みモード指定したセル上
2
1

次に「Excel ワークシートから読み取り」アクションを設置して営業日数を取得する設定をします。

項目設定値
取得単一セルの値
3
1

最後の「Excelを閉じる」でブックを閉じます。

このフローを実行すると「Excel ワークシートから読み取り」アクションの

生成された変数に営業日数が設定されます。(初期設定では変数名ExcelData)

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