【新人SE&学生さん向けコラム】20代から出来る老後の備え

2021年11月21日

基幹業務システム(主に)の開発と新人プログラマのOJTに20年ほど関わった観点から

入社1~3年目程度の新人SEさんや、IT業界への就職を考えている学生さん向けに

20代から出来る老後の備えについて紹介します。

解説

日本の年金制度や「社会人の常識」は概ね日本の高度経済成長、終身雇用を前提としたものです。

学校や会社では、そういった生きるために必要な知識は扱っておりません。

30年前(昭和)ならそれで問題なかったものの、

現代(令和)では流されるままでは酷い結末が待っているだけです。

これは何かが悪くなったわけでなく昭和日本だけの異常事態であり、

世界的、時代的にも普通の状態になっただけなので諦めて努力する必要があります。

(昭和の年寄りはイージーモードの結果で偉そうにしていますが、

 そこに文句を言っても意味がないので忘れましょう)

学習(インプット)と副業(アウトプット)

社会人が勉強しなくても安泰なのは日本の高度経済成長、終身雇用時代の異常事態です。

IT技術者は新しい技術が生まれ続けるため特に学習が重要です。

また年金も60代が寿命だった時代の制度なので、今の時代に合っていません。

年金そのものは崩壊しませんが、現役世代が引退世代を養うという構造上、

少子化が進むと受給額が減っていきます。

自分より若い世代を締め上げれば話は変わりますが、

昭和の老人たちが現にしているように、それを続ける国には未来がありません。

余りにも酷くなると若い世代の優秀な人は海外に逃げてより苦しくなるでしょう。

つまり昭和の老人たちの悪事を繰り返さないことが今の現役世代だが取り得る有効策です。

それには生涯続けて学習することと、労働することを容認しかありません。

(アメリカとかは定年がないのでそれが普通)

これを当たり前にするには年を取るほど難しくなるため

早いうちに始める必要があります。(20代は有利です)

そこで何かしら勉強した結果をブログかYoutubeで発表することをお勧めします。

間違えてもいいです。世の中に完璧なものは情報しません(ただし間違いと分かれば修正しましょう)

勉強はアウトプットすることで効果が高まります。そのアウトプットにはブログやYoutubeが最適です。

そして副業として広告収入を狙いましょう。

昔のように一社に尽くせば一生安泰は終わっています。

分散投資という言葉があるように収入も分散して複数持てると安定します。

そして本業で役に立つ勉強であれば最高です。

本業のスキルアップをしつつ、副収入を得られる可能性があります。

競合調査をするのが理想ですが、競合がいない世界はほぼありません。

(あっても後から出てきますし)

とりあえずは自分が出来るものから選びましょう。

そして失敗してもいいです(借金や多大な投資をしなければ)。

実際のビジネスでもそうですが、何発も試さないとうまくいくものが出てこないのが普通です。

(私も5個ほどブログ潰してますし)

試行回数が必要なため体力と時間を確保できる若いうちがおすすめです。(何なら学生時代)

勧める副業の種類得られる知識・スキル
副業共通・ビジネスを考える力(理系は特に重要)
・会計や納税、確定申告など
ブログ・ネットマーケティング、Web
・文書作成
Youtube・プレゼンテーション
・動画作成

仮に収益までつながらなくてもその経験は活きていきます。

副業はこういった在庫や初期コストの少ないものが良いです。

(初期のうちは借金をしてはいけません。基本的に金融機関は悪魔です)

勧めない副業理由
他の企業と雇用関係や納品義務が発生するトラブルが発生すると本業にも悪影響があるため
正社員のうちは控えましょう(フリーの人は別)
自分のペースで可能なもの推奨です。
在庫や初期コストが高い収入にも寄りますが多くても必要はコストは5万くらいにしておきましょう。借金は無しで始めましょう。
スキルにさほど繋がらない飲食店のバイトなどは、前述の理由もありますが、推奨しません。
本業とリンクするものを探します。
エピソード紹介個人のエピソードが有効なのは有名人だけです。
また会社の仕事のエピソードは
所属会社バレしないようなネタにしましょう。
(純粋にスキルをネタにしましょう)

株式投資(インデックスETFへのドルコスト平均法)

保険会社などの金融機関が紹介する個人年金や積立保険などは手を出さないようにしましょう。

手数料が高いだけで個人へのメリットはありません。

金融機関の関係者は給料が高いです。

個人年金などは高給取りに貢物にしかなりません。

(ネット契約の掛け捨て保険は検討の余地がありますが)

そのためカモにされないために自ら勉強して投資しましょう。

短期投資でなく長期分散貯金で

チャートを見て短期の値動きで戦う方針は

情報戦や時間戦でプロのカモにされます。

貯金の分散のイメージで始めましょう。

概ね貨幣価値と株価(や物価)は反比例の関係であり

基本的には、(日本は変な状態ですが)

長期的に貨幣価値減少、 株価(や物価) 上昇になるため

(50年前と今では物価や初任給が違う)

そういった意味でも現金は分散しておく方がお勧めです。

口座はネット証券で

口座開設はSBIや楽天などのネット証券がおすすめです。

(自分のアフィリエイトサービスの中に案件が見つからないあたりが特に…)

大手証券会社は手数料が高い割にサービスが良くないので避けます。

大手には店頭取引(証券会社の社員と相談して売買)もありますが、

株式の知識のない人間が証券会社だけ得する商品を売りつけるだけの場合があります。

食品や書籍のように物理的な商品は別ですが、

倉庫が必要がなく買っておけば儲かるような資産価値のある効率の良い金融商品は

積極的に売らなくても、情報を聞きつけて自動的に売り切れます。

TVやネット広告などで宣伝されていたり、営業が積極的に売り込むような

販促にコストを掛けられている金融商品はカモ釣りです。(不動産もまぁ)

↓前職が金融系なので頷ける動画。

インデックスETF(特にS&P500)へのドルコスト平均法

投資商品はTOPIXや日経平均などのインデックスETFがお勧めです。

特にアメリカ株のS&P500が優秀です。(TOPIXや日経平均は株セレクトが微妙)

何かあって落ちてもすぐに戻る指標です。

これが紙切れになるという事態が起こると現金もどうなるかわからない超異常事態です(核戦争?)。

S&P500の価格推移

金融機関が売る投信や個人年金は中身を見ると

多くはこれらと同様の投資を高い手数料でしているだけです。

インデックス型とは違うアクティブ型と呼ばれるものもありますが、

手数料が高くインデックス型より勝率の低いギャンブル品です。

投資対象は「1475:iシェアーズ・コア TOPIX ETF」や「1655:iシェアーズ S&P500 米国株 ETF

(リンク先はYahoo!Japanの投資情報)など

レバレッジのかからないシンプルなもので、

(ブルとかレバレッジとかベアとかインバースとかの付かないもの

取引単位が1のものが良いです(取引単位が多いと額が大きくなる)。

このあたりのETFであれば5千円あれば買えるため、

貯金の一部を分けたり、毎月個数や金額を決めて買い続けましょう(ドルコスト平均法)。

現金もある程度、必要なので半分以下が投資・半分以上が預金など

値下がりしても精神的に大丈夫な金額にします。

投資に慣れないうちは買い続けです。現金が必要な時以外は売らない方針で。

投資に慣れてきて、投資金額も増えてたら他の商品も選択肢に加わります。

なお個社の株式は買うために最低数十万必要ですし、

業界知識や財務諸表の知識が必要で、紙切れになるリスクがあるため中級者向けです。

FXも実は上級者向けです。宣伝されまくっているのは何故かを考えましょう。

株式注文の際に知っておくこと

なお株式を注文するときは「成行/指値」と

「一般口座/特定口座」の違いを把握する必要があります。

成行/指値
  • 指値(さしね):売買価格を指定して注文(ガチな人用)
  • 成行(なりゆき):売買価格を指定せずに注文(普通の人はこっち一択)

成行は幾らで取引成立(約定)するか分からないからぱっと見怖いですが

実際は変な価格になることはなく(そういう仕組み)、

その時の最適な市場価格と認識したほうがいいです。

(長期投資・貯蓄であれば誤差にもならないレベル)

指値は1円2円の細かい変動を争うプロ向けの取引方法で、

私も成行でしか取引したことないです。(短期の投機向け)

一般口座/特定口座
  • 「一般」は確定申告と納税が必要(ガチな人用)
  • 「特定」は確定申告と納税が証券会社が代行(普通の人はこっち一択)

もっと勉強したい場合は↓のYoutubeチャンネルがお勧めです。

(一応、私とは無関係なチャンネル)

TSJ(THE STANDARD JOURNAL)

NISAやIDeCoについて

NISAやIDeCoもメリットはあるのですが、

色々ややこしかったり資金を動かしにくい点があり

(特に60歳まで引き出せないIDeCo。預けっぱなしでいいならアリだと思いますが不便)

投資初心者向けを装いながら、

実態はルールをよく知らないと結局は税金を取られたり

普通の株式投資であればしないような損が発生することがあり、

ルールや手続きの複雑さが罠があり全く初心者向けではありません。

基本的に政府は一般国民だけのメリットになることを積極的に実行しません。

必死でNISAやIDeCoを宣伝して売り込んでいることを見ると

国民のメリットよりも、証券会社と政府のメリットが目的の制度でしょう。

(よくわかってやる分には有益ですが)

ニュースの視野が広がる

政府の動きや国際情勢によって株価が変動します。

そのためニュースやビジネスへの興味が広がります。

特にIT領域にだけ注目しがちな理系には重要です。

(ガチなスペシャリストもあり得ますが、それはそれで難しい)

また投資を続けていると世の中にはいい加減な情報や

ポジショントークが意外に多く存在していることに気付きます。

こういうことを書いている私も広告費を稼ぎたいだけで

適当なことを言っているだけかもしれませんよ?(ぉぃ)

関連記事

記事一覧 新人SE&学生さん向けコラム