Power Automate 指定月の最終営業日を取得する方法

2024年3月8日

English version.

Power Automateで指定月の最終営業日を取得する方法を紹介します。

手順

Power Automateだけでは手間がかかるのでExcelシートを活用します。

まずExcelブックに「祝日」シートを用意してA列に土日以外の休日を列挙します。

この時、B列とC列の情報はなくても問題ありません。

またヘッダ行はなしで1行目からデータ行とします。

計算用のシートはテーブルに変換しておきます。

先頭行は項目です。項目名は任意ですが「No」、「日付」、「数式」としています。

そして2行目に次のデータ行を用意します。

項目
No1
日付任意
数式=TEXT(WORKDAY(DATE(YEAR(EDATE(B2,1)),MONTH(EDATE(B2,1)),1),-1,祝日!A:A),"yyyy-MM-dd")

このExcelシートはPower Automateからアクセス可能な

OneDriveかSharePointにおいておきます。

保存後、Power Automateのフローを作成します。

フロー全体図

トリガーの次に「行の更新」アクションを設置して次のように設定します。

項目設定値
場所~テーブルブックの置き場所とテーブル名
キー列No
キー値1
日付最終営業日を出したい月の日付

行の更新」アクションの動的なコンテンツ「数式」の中に最終営業日が格納されます。

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