UiPath Excel(モダン) 名前を付けて Excel ファイルを保存 アクティビティ
開いているExcelブックに別名を付けて保存するアクティビティです。
目次
アクティビティの使い方
最初に「アクティビティ」、「利用可能」、「アプリの連携」、「Excel」より
「Excel プロセス スコープ」をシーケンスにドロップ、
その中の「実行」に「Excel ファイルを使用」をドロップ、
更にその中の「実行」に「名前を付けて Excel ファイルを保存」をドロップします。

プロパティ
共通
表示名を設定します。

入力
ブック
保存するブックを 「Excel ファイルを使用」 の参照名で指定します。

キー入力も可能ですが、
+をクリックしてガイドを利用する方が効率的です。

+をクリック後、ブック(の参照名)を指定します。

ファイルの種類
保存形式を指定します。
デザイナーパネルとプロパティでは表記が異なります。
デザイナーパネル | プロパティ | 備考 |
---|---|---|
Excel ブック(*.xlsx) | OpenXmlWorkbook | 通常の形式です。 |
Excel バイナリ ブック(*.xlsb) | BinaryWorkbook | 軽量化した形式ですが、セキュリティの問題もあり殆ど使われていません。 |
Excel マクロ有効 ブック(*.xlsm) | MacroEnabledWorkbook | マクロも保存する場合の形式です。 |
Excel 97-2003 ブック(*.xls) | OldWorkbook | 古い形式です。 |


ファイル パス
保存先のフォルダとファイル名を指定します。
フォルダボタンを押すとファイルダイアログが開かれるため、
これを利用すると効率的です。

UiPathを使う際に毎回、保存先が変わる場合は
「ファイルを選択」アクティビティを組み合わせてその結果のString型変数を指定しましょう。
それによりUiPathを起動する度にファイル選択ダイアログを表示して
対象ファイルを指定することが可能です。
オプション
同名のファイルが既に存在する場合、
上書きするか(チェックあり)、
エラーにする(チェックなし)かを指定します。

その他
表示名はデザイナーパネルに反映されます。
UiPathのログに引数や変数の値が表示されるかを指定します。
機密性の高い情報を取り扱う場合にのみチェックする必要があります。

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