Power Automate 「endsWith」関数

2024年2月8日

English version.

endsWithはPower Automateの式に使用する関数で、

テキストが指定の文字列で終わっているかを判定します。

仕様

endsWith('<text>', '<searchText>')
引数省略時の値説明
text省略不可調べるテキスト(長いテキスト)
searchText省略不可検索する末尾の部分テキスト(短いテキスト)
各引数の詳細

利用方法

endsWith関数はブール(「はい」か「いいえ」か選択)のパラメーターの

「カスタム値の入力」指定時に使用します。

アクションでは多くの場合、「条件」の中で利用されます。

その後のアクションで結果を使用するために、

種類が「ブール値」の変数の初期化か設定の際の「値」の中でも頻繁に利用されます。

「式」タブ、endsWithをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。

テキストを’囲み,区切りで指定し、OKをクリックします。

動的なコンテンツや変数を利用する場合、,区切りは同じですが、

特殊な指定を行います。(動的なコンテンツを式で取得する方法

次のような表示になれば設定完了です。

この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。

例のように endsWith('abcdef','ef') とすると、

「abcdef」の末尾が「ef」のため結果は True(はい) になります。

大文字・小文字を区別しないため、endsWith('abcdeF','Ef') でも同じです。

この関数(または変数)を「条件」の左、

真ん中に「次の値に等しい」、右に「true」を設定した場合、

「はいの場合」がTrue(指定のテキストから終わっている)、

「いいえの場合」がFalse(指定のテキストから終わっていない)の動作になります。

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