Power Automate 「equals」関数
equalsはPower Automateの式に使用する関数で、
引数の2つの値を比較し、同じであればTrue、異なればFalseとする関数です。
仕様
equals(<object1>,<object2>)
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
object1~2 | 省略不可 | 判定対象とする値 |
利用方法
多くの場合、「条件」の中で利用されます。
その後のアクションで結果を使用するために、
種類が「ブール値」の変数の初期化か設定の際の「値」の中でも頻繁に利用されます。
「式」タブ、equalsをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。
その中に2つ以上の値を指定します。
動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。
次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。
例のように equals('123', '123') とすると、
二つの引数が同一の値のためequalsの結果がTrueになります。
異なると結果がFalseになります。
この関数(または変数)を「条件」の左、
中央に「次の値に等しい」、右に「true」に設定した場合、
「はいの場合」がTrue、「いいえの場合」がFalseの動作になります。
異なるデータ型でも比較可能ですが、
'123'と123のようなケースではFalseになります。
配列(アレイ)の場合、要素が順番も含めて同じでないとFalseになります。
値1 | 値2 | 結果 |
---|---|---|
123 | 123 | True |
123 | '123' | False |
'123' | '123' | True |
[1,2,3] | [1,2,3] | True |
[1,3,2] | [1,2,3] | False |
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