Power Automate 「base64ToString」関数
base64ToStringはPower Automateの式に使用する関数で、
Base64(メール送信などのためにデータをテキストで表現する形式)に
変換されているテキストを元に戻す(デコードする)関数です。
目次
仕様
base64ToString('<value>')
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
value | 省略不可 | デコードするテキスト |
利用方法
多くの場合、種類が「テキスト」の変数の初期化か設定の際の「値」の中で利用されます。

「式」タブ、base64ToStringをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。

次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です
引数として変換するテキストを’で囲んで指定します。
動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。

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活用例
「ファイルが作成されたとき(OneDrive For Business)」トリガー
Base64でエンコードされている動的なコンテンツがあるためデコードに利用。
「ファイルが変更されたとき(OneDrive For Business)」トリガー
Base64でエンコードされている動的なコンテンツがあるためデコードに利用。
「選択したファイルの場合(SharePoint)」トリガー
Base64でエンコードされている動的なコンテンツがあるためデコードに利用。