Power Automate 「base64ToString」関数

2023年11月21日

English version.

base64ToStringはPower Automateの式に使用する関数で、

Base64(メール送信などのためにデータをテキストで表現する形式)に

変換されているテキストを元に戻す(デコードする)関数です。

仕様

base64ToString('<value>')
引数省略時の値説明
value省略不可デコードするテキスト
各引数の詳細

利用方法

多くの場合、種類が「テキスト」の変数の初期化か設定の際の「値」の中で利用されます。

「式」タブ、base64ToStringをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。

次のような表示になれば設定完了です。

この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です

引数として変換するテキストを’で囲んで指定します。

動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。

動的なコンテンツを式で取得する方法

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活用例

「ファイルが作成されたとき(OneDrive For Business)」トリガー

Base64でエンコードされている動的なコンテンツがあるためデコードに利用。

「ファイルが変更されたとき(OneDrive For Business)」トリガー

Base64でエンコードされている動的なコンテンツがあるためデコードに利用。

「選択したファイルの場合(SharePoint)」トリガー

Base64でエンコードされている動的なコンテンツがあるためデコードに利用。

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