Power Automate 「subtractFromTime」関数
addToTimeはPower Automateの式に使用する関数で、
指定日時から指定単位で減算(過去日付を算出)します。
単位は年、月、週、日、時、分、秒から選択可能です。
addToTimeと計算の正負が逆で、それ以外は同じ機能です。
addToTimeの方が理解しやすく、Excelなどの計算方法と同じなため、
subtractFromTimeを使わずにaddToTimeで統一しても構いません。
仕様
subtractFromTime('<timestamp>', <interval>, '<timeUnit>', '<format>')
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
timestamp | 省略不可 | 計算元の日付を指定します。 |
interval | 省略不可 | 日時を動かす量を指定します。 正の値では過去の方向、負の値では未来の方向に計算します。 |
timeUnit | 省略不可 | 計算する単位を指定します。 ・年…Year ・月…Month ・週…Week ・日…Day ・時…Hour ・分…Minute ・秒…Second |
format | yyyy-MM-ddTHH:mm:ss.fffffffK | 結果の形式を指定します。(任意項目) |
利用方法
多くの場合、種類が「文字列」の変数の初期化か設定の際の「値」の中で利用されます。
「式」タブ、subtractFromTimeをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。
引数として1つめに日付、2つめに動かす量、3つめに単位を指定します。
動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。
ボタンをクリックして次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。
例のように subtractFromTime('2022-05-15', 1, 'Day') と指定すると、
1日前の 2022年5月14日 が結果になります。
日付と認識できれば他の形式でも計算されます。
結果の形式を変えたい場合は4つめの引数にフォーマットを指定します。
2つ目の引数に負の値を指定すると未来の日付が結果になります。
しかし負×負は理解しにくいため、addToTimeの利用を推奨します。
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