Power Automate Desktop 「Word を閉じる」アクション
「Word を起動する」か「実行中の Word に接続する」で開いたWordファイルを閉じて保存するアクションです。
閉じずに保存だけを行いたい場合は「Word を保存」を利用します。
利用方法
「アクション」の「Word」より「Word を閉じる」をドラッグします。
パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。
パラメータ
Word インスタンス
保存するWordファイルを指定します。
この項目には「Word を起動する」か「実行中の Word に接続する」で生成された変数を指定します。
Word を閉じる前
以下から選択します。
指定 | 説明 |
---|---|
ドキュメントを保存しない | 保存せずに閉じます。 |
ドキュメントを保存 | 更新内容を保存します。 |
名前を付けてドキュメントを保存 | 保存先と形式を追加指定します。 |
ドキュメント形式
「Word を閉じる前」が「名前を付けてドキュメントを保存」の場合にのみ、ファイルの保存形式を指定します。
基本的には「規定(拡張機能から)」を指定します。
ドキュメント パス
「Word を閉じる前」が「名前を付けてドキュメントを保存」の場合にのみ、ファイルの保存場所を以下の何れかの方法で指定します。
- キー入力
- ファイルのアイコンをクリックしてダイアログ
- ファイル情報変数を指定
変数を指定する場合は「ファイルの選択ダイアログを表示」で
ツール利用者がファイルを選択するケースがメインになるでしょう。
指定ファイルが既に存在する可能性がある場合、事前に存在チェックをすることを推奨します。
生成された変数
このアクションには存在しません。
エラー発生時
必須ではありませんが、必要があればエラー処理を行います。
何らかの理由でWordドキュメントを保存できないエラーを検知します。
Power Automate Desktopを効率的に習得したい方へ
当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを
買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。
Word-A4サイズ:1,700ページの情報量で
(実際のページ数はデバイスで変わります)
基本的な使い方から各アクションの詳細な使い方、
頻出テクニック、実用例を紹介。(目次)
体系的に学びたい方は是非ご検討ください。
アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴)
なお購入後に最新版をダウンロードするには
Amazonへの問い合わせが必要です。