Power Automate Desktop 「Excel ワークシートのセルの色を設定する」アクション
指定したセル範囲のセル色を変更するアクションです。
このアクションは2024年8月のアップデートで追加されました。
利用方法
まず「Excelの起動」か「実行中のExcelを添付」を設置して対象のExcelファイルを指定し
「アクション」の「Excel」、「詳細」の中の「Excel ワークシートのセルの色を設定する」をドラッグします。
編集した内容を保存したい場合は読み取り専用でない設定で開く必要があります。
パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。
編集した内容は、そのままではファイルに反映されないため編集後の内容を残す場合は、
最後に「Excel を保存」や「Excelを閉じる」を利用して保存する必要があります。
パラメータ
Excel インスタンス
対象のExcelファイルを「Excelの起動」か「実行中のExcelを添付」で
生成された変数を指定します。
色を設定
セル色を変更するセル範囲の指定方法を選択します。
選択によって追加で指定するパラメータが異なります。
- 単一セル
- セル範囲
- 名前付きセル
このアクションにはシートの指定が存在しないため、「単一セル」と「セル範囲」はアクティブなシートが対象になります。
もし複数のシートがあるファイルの場合は、どのシートがアクティブになっているか不明確です。
そのため「アクティブなExcelワークシートの設定」でシートを指定しておくことを推奨します。
単一セル
1つのセルの色を変更します。
「先頭列」と「先頭行」でセル位置を指定します。
両方1を指定するとA1セルをクリアします。
セルの範囲
セル範囲の色を変更します。
「先頭列」と「先頭行だけでなく、「最終行」と「最終列」も指定します。
次のように指定するとA1~E21の色を変更します。
名前付きセル
名前を付けているセル範囲を指定します。
色の形式
セル色の指定方法を選択します。
- 色の名前
- 16進数
色の名前
規定値の中からセル色を選択します。
16進数
カラーコードを指定します。
16進数が分からない場合はツールやWebで検索しましょう。
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