Power Automate Desktop「詳細.Excelワークシート内のセルを自動入力する」アクション
オートフィルを行うアクションです。
利用方法
まず「Excelの起動」か「実行中のExcelを添付」に対象のExcelファイルを指定し
「アクション」の「Excel」、「詳細」より「Excelワークシート内のセルを自動入力する」をドラッグします。
パラメーターの設定画面が表示されるので値を指定します。
編集した内容は、そのままではファイルに反映されません。
編集後の内容を残すには、このアクションの後で「Excel を保存」や「Excelを閉じる」を利用して保存する必要があります。
パラメーター
Excel インスタンス
対象のExcelファイルを「Excelの起動」か「実行中のExcelを添付」で
生成された変数を指定します。
範囲の形式
オートフィル対象の指定方法を選択します。
- 名前付きセル
- 指定された範囲
シートの指定が存在しないため、アクティブなシートが対象になります。
もし複数のシートがあるファイルの場合は、どのシートがアクティブになっているか不明確です。
そのため「アクティブなExcelワークシートの設定」でシートを指定しておくことを推奨します。
名前付きセル
オートフィルの入力元と入力先をセル範囲名で指定します。
入力元セル名
パラメーター名は入力先となっていますが、機能とヘルプは入力元です。(やがて修正されると思われます)
入力先のセル範囲名です。入力元の範囲を含む必要があります。
入力先セル名
例えばA1~D6のセル範囲をA7~D18にオートフィルする場合は、次のようにセル範囲名が設定されている必要があります。
パラメーター | セル範囲 |
---|---|
入力元セル名 | A1~D6 |
入力先セル名 | A1~D18 |
指定された範囲
オートフィルの入力元と入力先を1から始まる連番で指定します。
先頭列/先頭行
入力元と入力先の開始位置を指定します。
入力元の最後の列/行
入力元の終了位置を指定します。
入力先の最後の列/行
入力先の終了位置を指定します。
例えばA1~D6のセル範囲をA7~D18にオートフィルする場合は、次のように指定します。
パラメーター | 値 |
---|---|
先頭行 | 1 |
先頭列 | 1 |
入力元の最後の列 | 4 |
入力元の最後の行 | 6 |
入力先の最後の列 | 4 |
入力先の最後の行 | 18 |
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