Power Automate Desktop 「マウスとキーボード」の使い方の記事一覧

2023年7月18日

English version.

Power Automate Desktopの「マウスとキーボード」関連アクションの記事へのリンクです。

記事一覧

重要度について

筆者の主観で以下のようにランク付けしています。

重要度概要
利用頻度が高く、どのようなものか把握しておく方が良い機能。
高に比べて利用頻度が低めの機能。
以下のいずれかの理由で、どのようなものか把握が不要な機能
・著しく利用頻度の低い機能
・他に良い選択肢がある機能
・利用するとフローが複雑(式の多用など)になるため非推奨な機能

アクション

アクション名重要度概要
入力のブロックPower Automate Desktop以外からのキーボードやマウス操作を無効化するための機能です。
キー入力やクリック操作を行う際に、ユーザーからの操作でフローを邪魔させないために利用します。
しかしアクションの利用に管理者権限が必要であり、使い勝手は良くありません。
可能な限りブロックが必要でないフローにするか、フロー実行中は操作を行わないようにしましょう。
マウスの位置を取得するマウスの現在位置(X・Y)を取得します。
マウスの移動位置(X・Y)を指定してマウスを移動します。
マウスを画像に移動します指定の画像を見つけて、その場所にマウスを移動します。
オプションでクリックさせることも可能です。
画面上のテキストにマウスを移動する(OCR)指定の画像を見つけて、その場所にマウスを移動させるアクションです。
オプションでクリックさせることも可能です。
マウス クリックの送信位置を指定してマウスクリックします。
キーの送信現在、フォーカスしているオブジェクトにキーボード入力を行います。

UI要素を指定してテキスト入力するようなアクションが「UI オートメーション」にあるため、テキスト入力よりもショートカットキーのような操作のために利用することが多いアクションです。
キーを押す/離す修飾キー(Ctrl,Alt,Shift,Win)を押すか離します。
キーの状態を設定するキー(CapsLock、NumLock、ScrollLock)の状態(ON/OFF)を変更します。
キーボード識別子を取得する
ショートカット キーを待機する特定のキー、またはショートカットキーが押されるまで処理を待機します。
待機する組み合わせは複数設定可能です。
マウスを待機するマウスが指定の状態になるか、逆に元に戻ることを条件にフローを待機するアクションです。
アプリケーションの処理完了を待つ(アイコンが待機状態から戻る)やテキスト入力可能な場所になどユーザがマウスを移動するのを待つような場合に
利用するケースが考えられます。