JavaScript 三項演算子
三項演算子は、条件に基づいて2つの式のうちどちらかを選択するために使用されます。
説明
次の形式を持ちます。
条件式 ? 式1 : 式2まず、条件式が評価されます。条件式が真（true）の場合、三項演算子は式1の評価結果を返します。条件式が偽（false）の場合、三項演算子は式2の評価結果を返します。
以下は、三項演算子を使った例です。
let age = 20;
let message = age >= 18 ? "You are an adult." : "You are a minor.";
console.log(message);この例では、ageが18以上であるかどうかをチェックしています。もしageが18以上であれば、三項演算子は式1の結果である "You are an adult." を返します。そうでなければ、三項演算子は式2の結果である "You are a minor." を返します。この例では、ageが20であるため、メッセージには "You are an adult." が表示されます。
三項演算子は、短くコンパクトな条件式を作成する際に便利です。単純な条件の場合にはif-else文の代わりに使用することができます。ただし、複雑な条件を扱う場合には可読性が低下するため、適切に使う必要があります。
例えば割り算の結果を変数に代入する場合にゼロ割を発生させないようにしたい場合に有効です。
let a = 10;
let b = 0;
let message = b === 0 ? "-" : (a/b*100).toString() + "%";
console.log(message);---