Power Automate Desktop 「テキスト」の使い方の記事一覧

2024年2月2日

English version.

Power Automate Desktopの「テキスト」関連アクションの記事へのリンクです。

記事一覧

重要度について

筆者の主観で以下のようにランク付けしています。

重要度概要
利用頻度が高く、どのようなものか把握しておく方が良い機能。
高に比べて利用頻度が低めの機能。
以下のいずれかの理由で、どのようなものか把握が不要な機能
・著しく利用頻度の低い機能
・他に良い選択肢がある機能
・利用するとフローが複雑(式の多用など)になるため非推奨な機能

アクション

アクション名重要度概要
テキストに行を追加指定テキストに新規行を追加します。
二つのテキストに改行コードを
挟んで改行するイメージです。
サブテキストの取得指定テキストから一部分を切り出します。
テキストをパティング指定テキストの左か右に文字を追加して
固定長のテキストを作成します。
テキストのトリミング指定テキストの左か右、または両方の空白文字(全角/半角スペース、タブ、改行)を削除します。
テキストを反転指定テキストの左右を逆にします。
テキストの文字の大きさを変更英字の大文字・小文字を変換します。
全ての文字を変換とする機能と、
一部の文字のみを変換する機能があります。
テキストを数値に変換数値として認識できるテキスト型の値を数値型に変換します。
ただ計算やアクションに変数を利用する際に
数値として認識できるテキストは自動変換するため
(カンマ区切りの数値でも自動変換)
このアクションの利用場面は少なめです。
数値として認識できないエラーを発生させたい場合か、数式に組み込む場合は自動変換されないため、そういった場面で利用します。
数値をテキストに変換数値をカンマ区切りや小数点以下のテキストに変換します。
テキストをdatetime に変換日時として認識できるテキスト型の値を日時型に変換します。または別のロケールの日時を変換する場合に有効なアクションです。
datetime をテキストに変換日時をテキスト型の変数に変換します。
ランダム テキストの作成ランダムなテキストを作成します。
テキストの結合リストの内容を指定テキスト(スペースやカンマ、改行など)で区切った形で一つのテキストに結合(変換)します。
テキストの分割テキストを指定テキスト(スペースやカンマ、改行など)で区切り、リストの個々の要素として分割します。
テキストの解析テキストを検索して開始位置を取得します。
検索が正規表現の場合、一致テキストも取得します。
テキストの置換テキストを検索と置換を行います。
正規表現のエスケープ テキスト正規表現として特殊な意味を持つ文字を、通常の文字として扱うように変換します。
エンティティをテキストで認識するテキストの中から数値やURLなど指定の種類の単語を抽出します。
うまく嵌れば強力な機能ですが現状、抽出ルールの詳細が説明されておらず、うまく認識されないパターンも多いため有効に活用できる場面は少ないと思われます。
HTML コンテンツを作成UI操作でHTMLを作成します。
Power Automate Desktopの処理結果をHTMLファイルとして保存するなどの利用方法があります。