Power Automate 論理比較関数の記事一覧

2024年2月23日

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大きく分けると、「数値やテキストの状態からTrueかFalseかの判定を行う関数」と

それらの「判定結果から論理式を作る関数」に分けられます。

基本的には最初に判定を行う関数を利用してTrue・Falseを出し、

その後、必要に応じて論理式(or…どちらかがTrue、and…すべてがTrueなど)を作ります。

判定を行う関数

関数名概要
equals引数の2つの値を比較し、同じであればTrue、異なればFalseと判定します。
greater引数の2つの値を比較し、1つ目の方が大きい値であればTrue、
同じか小さい値(以下)であればFalseと判定します。
greaterOrEquals引数の2つの値を比較し、1つ目の方が大きいか同じ値(以上)であればTrue、
小さい値(未満)であればFalseと判定します。
less引数の2つの値を比較し、1つ目の方が小さい値であればTrue、
同じか大きい値(以上)であればFalseと判定します。
lessOrEquals引数の2つの値を比較し、1つ目の方が小さいか同じ値(以下)であればTrue、
大きい値(より大きい)であればFalseと判定します。
contains(コレクション関数)
配列(アレイ)の中に指定の要素があるかを調べる関数です。
指定テキストが含まれているかを判定する同名の関数が存在します。
empty(コレクション関数)
配列(アレイ)に要素が1つ以上、存在するかを調べます。
テキストが1文字以上かを調べる同名の関数も存在します。
startsWith(文字列関数)
テキストが指定の文字列で始まっているかを判定します。
endsWith(文字列関数)
テキストが指定の文字列で終わっているかを判定します。
contains(文字列関数)
指定テキストが含まれているかを判定します。
配列(アレイ)の中に指定の要素があるかを調べる同名の関数が存在します。
empty(文字列関数)
テキストが0文字かを調べます。
配列内に要素が1つ以上、存在するか調べる同名の関数も存在します。

論理式を作る関数

関数名概要
and引数に指定した全ての関数(結果がTrueかFalseになるもの)や、
ブール値がTrueの場合に結果がTrueとなります。
1つでもFalseとなるものがあればFalseになります。
or引数に指定した何れかの関数(結果がTrueかFalseになるもの)や、
ブール値がTrueの場合に結果がTrueとなる関数です。
1つでもTrueとなるものがあればTrueになり、
全てがFalseの場合のみFalseとなります。
notブール値を反転させる関数です。
否定は式を読みにくくすることが多いため、
可能な限り利用を控えた方が良い関数です。

その他

関数名概要
if式の結果がTrueかFalseかによって返す値を変える関数です。
判定の結果によって複数のアクションを実行する場合や、
実行するアクションが異なる場合は「条件」を利用しますが、
数値やテキストが異なるだけの場合はif関数の方が簡潔になるため適切です。
ExcelのIF関数と、ほぼそのままな働きをします。

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