Power Automate Desktop 「UI オートメーション」の使い方の記事一覧

2022年5月23日

Power Automate Desktopの「UI オートメーション」関連アクションの記事へのリンクです。

記事一覧

重要度について

筆者の主観で以下のようにランク付けしています。

重要度概要
利用頻度が高く、どのようなものか把握しておく方が良い機能。
高に比べて利用頻度が低めの機能。
以下のいずれかの理由で、どのようなものか把握が不要な機能
・著しく利用頻度の低い機能
・他に良い選択肢がある機能
・利用するとフローが複雑(式の多用など)になるため非推奨な機能

アクション

アクション名重要度概要
デスクトップを使用するデスクトップ上のオブジェクトやタスクバーをクリックします。
ウィンドウでタブを選択するWindowsアプリケーションのタブを選択します。
(ブラウザは不可)
ウィンドウの UI 要素の上にマウス ポインターを移動するWindowsの指定オブジェクトにマウスオーバーします。
ウィンドウのUI要素をクリックするWindowsの指定オブジェクトをクリックします。
ウィンドウ内のメニューオプションを選択するアプリケーションのメニュー項目を選択します。
UI要素をウィンドウ内にドラッグ アンド ドロップするドラッグアンドドロップを行います。
ファイル移動(ファイルの移動アクションの方が適切ですが)や
指定ファイルを指定アプリケーションで開く用途に利用可能です。
ウィンドウ内のツリー ノードを展開/折りたたむファイル・ディレクトリを選択するツリー ビューのノードを展開するか折りたたみます。
ウィンドウが次を含む場合ウインドウに指定の要素かテキストが含まれているか否かを条件にします。
画像が存在する場合画面上の画像の有無を条件にします。
ウィンドウ コンテンツを待機するウインドウに指定のUI要素かテキストが存在するかを条件に
フローを待機するアクションです。
UI要素やテキストが表示されるまでに時間がかかるような場合に有効です。
画面を待機するウインドウに指定の画面が存在するかを条件に
フローを待機するアクションです。
画面が表示されるまでに時間がかかるような場合に有効です。
ウィンドウを待機する指定ウインドウの状態を条件にフローを待機するアクションです。

フォーム入力

アクション名重要度概要
ウィンドウ内のテキスト フィールドをフォーカス指定のテキスト欄にフォーカスします。
ウィンドウ内のテキスト フィールドに入力する指定のテキスト欄に入力します。
ウィンドウ内のボタンを押す指定ボタンを押します。
ウィンドウのラジオ ボタンをオンにする指定のラジオボタンを押します。
ウィンドウのチェック ボックスの状態を設定する指定のチェックボックスにON/OFFを設定します。
ウィンドウでドロップダウンリストの値を設定するWindowsアプリケーション(ブラウザは不可)の指定ドロップダウンリストを指定の項目に設定します。

データ抽出

アクション名重要度概要
ウィンドウの詳細を取得するウインドウの情報(タイトル、テキスト、位置とサイズ、プロセス名)を取得します。
ウィンドウ内にある UI 要素の詳細を取得するUI 要素の情報(表示テキスト、存在しているか、位置とサイズ、有効か)を取得します。
ウィンドウにある選択済みチェック ボックスを取得する指定チェックボックスの状態(ON/OFF)を取得します。
ウィンドウにある選択済みラジオ ボタンを取得する指定ラジオボタンの状態(ON/OFF)を取得します。
ウィンドウからデータを抽出する現状、「ウィンドウ内にある UI 要素の詳細を取得する」の劣化版
UI 要素のスクリーンショットを取得する指定UI要素のスクリーンショットをクリップボードかファイルに保存します。
対象はウインドウ内のUI要素であり、ウインドウそのものは指定できません。
ウインドウの スクリーンショット 取得する場合は、
「システム」の「スクリーンショットを取得する」を利用します。

Windows

アクション名重要度概要
ウィンドウの取得他のアクションで利用するためにウインドウを変数化します。
ウィンドウにフォーカスする指定ウインドウをフォアグラウンドにします。
ウィンドウの状態の設定指定ウインドウの状態(通常・最大化・最小化)を変更します。
ウィンドウの表示方法を設定する指定ウインドウの表示・非表示を変更します。
ウィンドウの移動指定ウインドウの位置を変更します
ウィンドウのサイズ変更指定ウインドウの大きさを変更します。
ウィンドウを閉じる開いているウインドウを閉じます。