Excel Office スクリプトの記事一覧

2023年4月14日

English version.

Officeスクリプトとは、Excelを自動化するためのプログラムのことです。Officeスクリプトを使うことで、手動で行うのが煩雑な作業を自動化することができます。例えば、毎日同じ作業を行っている場合、Officeスクリプトを使用して自動化することで、時間を節約することができます。

Officeスクリプトは、Excelのセル、シート、ワークブックなどを操作するために使用されます。例えば、Excelのセルの値を読み取ったり、書き込んだり、セルの背景色を変更することができます。また、Excelのシートを作成したり、削除したり、シート名を変更することもできます。

Officeスクリプトは、JavaScriptというプログラミング言語を元にしています。JavaScriptは、プログラミング言語の中でも簡単なものの一つで、プログラミング初心者が学びやすい言語です。マクロと同様、操作を記録することも可能です。

目次

Officeスクリプトとマクロ(VBA)との比較

習得のしやすさ

どちらも初心者が習得しやすい部類の言語ですが、Officeスクリプトの方が後発で洗練されている分、やや優れています。Officeスクリプトを習得するとJavaScriptの習得にも繋がるというメリットも存在します。

機能

どちらが優れているとも言えませんが、次のような違いがあります。

Officeスクリプトはクラウド(Web)に対応しているためブラウザでも扱うことが可能です。

マクロ(VBA)はデスクトップアプリケーションでしか利用できない代わりに機能が充実しており、こちらでないと出来ないことも多いです。

将来性

Officeスクリプトが優れています。現時点では機能で劣っていても追加開発されていますし、マクロ(VBA)はセキュリティ面の問題が多く、機能の追加開発に消極的です。

マクロ(VBA)はブラウザ操作などのExcelの範疇を超えた機能が多く、そういったものOfficeスクリプトには追加されない可能性が高いですが、そういう機能はExcelに持たせるのではなくPower Automate Desktopに移行していくことになるでしょう。

記事一覧

簡単なスクリプト記録と実行

基本操作

デスクトップ(ローカル)で実行

セル操作

セルへ値を設定/セルから値を取得

セル(行・列)の削除

セル(行・列)のクリア

セル(行・列)の挿入

セルのコピー/ペースト

セルの切り取り/ペースト

セルの塗りつぶし

フォントの設定

インデントの設定

文字列の折り返し設定

セルにハイパーリンクを設定

セルのハイパーリンク情報を取得

ワークシート操作

ワークシートの追加

ワークシート名の変更

ワークシートの移動

ワークシートのコピー

ワークシートの削除

ワークシートの表示/非表示の切り替え

利用している範囲を指定

利用している(値のある)最終行と最終列の取得

行の高さと列の幅の設定

ウインドウ枠の固定設定

行・列の表示・非表示設定

スクリプト シート見出し色設定

シートから文字列を検索

シートの文字列を置換

ワークブック

ブック内の全シートを取得

ブックが読み取り専用で開かれているかを確認

基本的な文法

変数の基本的な使い方

定数の使い方

基本的な算術演算子の使い方

文字列連結演算子の使い方

条件分岐と論理演算子の使い方

ループ(繰り返し処理)

配列の使い方

多次元配列の使い方

連想配列の使い方

エラー(例外)処理

グラフ操作

新規追加

現在位置の取得/変更(移動)

サイズ取得/変更

アクティブにする

削除

名前取得/変更