Excel 印刷とPDF保存の方法
印刷の基本的な方法を紹介します。
手順
「メニュー」から「ファイル」を選択します。
左メニューから「印刷」をクリックします。
下記のような設定画面になるので必要に応じて設定していきます。
またこれらのページ設定項目は「ページレイアウト」からも変更することが可能です。
設定項目
印刷ボタン
印刷ボタンを押下すると印刷が始まります。
一番左上と真っ先に押しやすい場所にあるので
間違って押さないように注意しましょう。
部数
印刷する部数です。
3を設定すると同じものが3枚ずつ印刷されます。
不完全な状態で何枚も印刷するのは紙資源の無駄となってしまうため
最初は1部で印刷して仕上がりを確認してから複数部印刷しましょう。
プリンター
複数のプリンターを登録している場合はここで変更します。
Microsoft Print to PDFを選択すると印刷ではなくPDF保存となります。
またプリンターのプロパティをクリックすると製品特有の設定を呼び出します。
白黒印刷や印刷モード、給紙方法のようなプリンター依存の項目はここで設定します。
印刷範囲
下記の三つから印刷範囲を設定します。
- 作業中のシートを印刷
- ブック全体を印刷
- 選択した部分を印刷
「印刷範囲を無視」をクリックするとシート上で設定した印刷範囲を無視して選択した範囲全てを印刷します。
ページ指定
印刷するページを指定します。
開始ページが空白の場合、1ページから終了ページが空白の場合、末尾ページまで印刷範囲となります。
片面・両面
下記の3つから選択します。
- 片面印刷
- 両面印刷(長辺綴じ)
- 両面印刷(短辺綴じ)
紙資源の節約のため可能な限り両面印刷とするべきです。
どのように印刷されるかは印刷方向にもよるので詳細は後述します。
印刷単位
部単位かページ単位かを選択します。
印刷部数が1部の時は意味のない指定です。
印刷方向
縦方向(縦長に印刷)か横方向(横長に印刷)を選択します。
両面印刷をする場合は綴じ方向と印刷方向の両方の考慮が必要です。
長辺綴じは用紙の長い辺でホチキス止めなどをする場合に選択します。
短辺はその逆に短い辺です。
このあたりは文章だとイメージが掴みづらいので図にします。
印刷方向と綴じ方向のイメージ
用紙サイズ
印刷に用いる用紙を選択します。
A4、A3、はがき、封筒などが主でしょう。
余白
印刷の余白を設定します。
1枚に印刷する情報を増やすために
余白を小さくする、またはヘッダーやフッターの情報量を
多くするために余白を大きくするなどが使い方になります。
拡大・縮小
印刷の倍率を設定します。
- 拡大縮小なし
- シートを1ページに印刷
- 全ての列を1ページに印刷
- 全ての行を1ページに印刷
- 拡大・縮小オプション
拡大縮小なし
シートを100%の倍率で印刷します。
改ページなどを適切に指定している場合、こちらを選択します。
シート-全ての列/行を1ページに印刷
それぞれ1ページに収まる倍率を自動で計算して設定します。
改ページを設定している場合は、それを削除して自動調整される点に注意が必要です。
拡大・縮小オプション
ページ設定をクリックすると任意の倍率を設定できます。
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