UiPath Excel テーブル範囲を取得 アクティビティ
(プロジェクト設定：モダンExcelの設定でクラシックを使う場合のアクティビティです)
「テーブル範囲を取得」はテーブルの名前とシートを指定し
該当するセル範囲を取得するアクティビティです。
この記事では使い方と機能を紹介します。
アクティビティの使い方
まず「利用可能」、「UI Automation」、「アプリの連携」、
「Excel」より「Excel アプリケーション スコープ」を設置し
ブックのパスに編集するファイルを指定します。
そして「Excel アプリケーション スコープ」の中に
「利用可能」、「UI Automation」、「アプリの連携」、
「Excel」、「テーブル」より「テーブル範囲を取得」をドラッグします。
そして入力プロパティにテーブルを検索する場所のシート名とテーブル名を指定し、
出力プロパティの範囲に結果を受け取るための
String型変数（例では商品テーブル範囲）を指定します。
この商品テーブル範囲をメッセージボックスに表示するようにし下のブックに対して実行します。
指定シートにテーブルが存在する場合は、そのセル範囲が出力に指定した変数に格納されます。
もし対象が存在しない場合はエラーになります。
プロパティ
共通
表示名を設定します。
表示名はデザイナーパネルに反映されます。
通常表示で「シート名」、「テーブル名」がデザイナーパネルに表示されるため
変えなくても問題はありませんが縮小して表示名だけにする場合は
検索するテーブル名を明記するとよいでしょう。
入力
検索するシート名とテーブル名を指定します。
このテーブル名はExcelのテーブルデザインで表示されるものです。
出力
検索結果が存在する場合にセルアドレスを受け取るString型変数を指定します。
オプション
対象のテーブルがピボットテーブルの場合はこのオプションをチェックします。
ただしチェックをするとテーブルが検索に合致しなくなります。
その他
UiPathのログに引数や変数の値が表示されるかを指定します。
機密性の高い情報を取り扱う場合にのみチェックする必要があります。