Excel テーブルの特徴と使い方

2019年4月16日

概要

帳簿や名簿、台帳のような管理表は

テーブルに変換すると利便性が高まります。

その設定方法と特有の機能の使い方、

利用のメリットを紹介します。

テーブルの設定方法

テーブル変換したいセルを選択し、「ホーム」、

「テーブルとして書式設定」から

好きな配色を選択します。

この配色は後からでも変更可能です。

「テーブルとして書式設定」で配色を選択

自動的にセル範囲が設定されるため

必要があれば調整した上で

「OK」をクリックします。

テーブルの範囲設定

配色が変更されてフィルターが

設定されるとテーブルに変換されます。

テーブル設定完了

フィルターの使い方の詳細はこちら。

テーブル変換したセルを選択すると

「デザイン」がメニューに表示されます。

その左端にテーブル名があり、

初期状態では「テーブル〇」となります。

これはテーブルの外から参照する際の名称です。

ここでは「売上一覧」に変更しておきます。

デザインからテーブル名を変更

デザインメニュー項目

デザインメニュー

テーブルのセルを選択している時に

メニューに表示されるデザインの

各項目について解説します。

プロパティ

デザインのプロパティ

テーブル名

テーブルの外からテーブル内の項目を

参照する際の名称を指定します。

詳細は後述の構造化参照にて説明します。

テーブルのサイズ変更

テーブルのセル範囲を変更できます。

テーブルのサイズ変更

ツール

ツール

ピボットテーブルで集計

テーブルのデータを元に

ピボットテーブルを作成します。

重複の削除

同一のデータの行を1つにまとめます。

重複の削除

範囲に変換

テーブル化を解除し普通のセル範囲に戻します。

スライサーの挿入

列を指定し、ボタン式のフィルタを表示します。

スライサー

このように指定されている物のみ表示されます。

スライサーでフィルタリングされた結果

テーブル スタイルのオプション

テーブル スタイルのオプション

見出し行

チェックを外すと見出し行が見えなくなります。

見えなくなるだけで項目名の定義が

なくなるわけではありません。

見出し行あり
見出し行あり
見出し行なし
見出し行なし

集計行

チェックすると末尾に集計行を追加します。

集計行の詳細は後述します。

縞模様(行・列)

1行・1列おきの背景色の有無を指定します。

縞模様なし
縞模様なし
縞模様(行)
縞模様(行)
縞模様(列)
縞模様(列)
縞模様(行・列)
縞模様(行・列)

最初・最後の列

それぞれチェックを入れると

特有の書式が適用されます。

最初・最後の列

テーブル スタイル

テーブル スタイル

テーブル全体の配色を変更できます。

テーブル特有の機能

集計行

テーブルセルを右クリックすると

メニューに「テーブル」が追加されています。

集計行を選択すると末尾に集計行が追加されます。

右クリックメニューの「テーブル」から「集計行」を選択
末尾に集計行が追加

この集計行は初期状態では合計ですが

平均や個数など他の集計方法に変更可能です。

集計行の集計方法の変更

なおこの集計行はSUBTOTAL関数なため

フィルタで非表示となっている値は含みません。

フィルタで非表示となっている値があるときの集計行

構造化参照

「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」に

チェックを入れていると構造化参照が機能し、

数式をセル番地でなく項目(フィールド)名で

設定することが可能になります。

数式はこのようになります。

=テーブル名[@フィールド名]

同一テーブル内に数式を作成する場合、

テーブル名は省略可能です。

同一テーブル内での指定

通常通りマウスで指定すると

このように構造化参照となります。

テーブルに構造化参照で小計の数式を作成

このようにアルファベット連番の列でなく

意味のある項目名で数式を指定するため

後から数式を見たときに

意味が判りやすくなります。

また表の列追加にも強いシートになります。

更に、一つ数式を作成すれば全ての行に

自動適用されるのもテーブルの利点です。

テーブルでは一つの行に数式を設定すれば全行に反映される

テーブル外からの指定

総計欄にSUM関数を作成します。

小計の全行を選択すると

自動で構造化参照になります。

このように行数を指定しないため、

表に行を追加した際に関数の範囲を広げ忘れてしまい

関数の結果から外れてしまうことがなくなり

安全なシートが作成できます。

右クリックメニュー

テーブル変換したセルを右クリックすると

特有のメニュー項目が表示されます。

挿入時に書式や数式を引き継いでくれるなど

どれも通常のセル操作を利用するより

効率的な操作になります。

挿入メニュー
挿入メニュー
削除メニュー
削除メニュー
選択メニュー
選択メニュー

行・列の移動

テーブルの行または列を選択し、

ドラッグする場合の挙動が変わります。

通常であればShiftキーを押したうえでの

ドラッグが移動になりますが、

(Shiftキーなしでは置き換え)

テーブルの行・列を選択している場合は

Shiftキーなしで移動になります。

サンプルファイル

関連記事

基本的なピボットテーブルの作成方法

データ入力規則の使い方と特徴

フィルター機能の特徴と使い方

テーブル機能の一部となっているフィルターの詳細