Excelマクロ・VBA プログラミング学習のコツ

2020年5月28日

こちらの記事より続きます。

プログラミングが初めての方、或いは挫折している方向けの記事です。

該当しない方は読み飛ばしても構いません。

学習のコツ

記憶する必要はない

プログラミングが初めての方、特に文系の方に多いことですが、

文法・構文・メソッド(関数)名を記憶しようとすると上手く学習出来ません。

機能が膨大すぎて現実的でないことと文法を覚えているかよりも

手順を構築する思考の方が重要なためです。

本やインターネットのサンプルを、そのままでよいので自分の手で

打ち込んでみて個々のコードが

どのような作用をしているのかを考えることが重要です。

そうやってVBAでやれることのイメージをつかんだ上で

実際にVBAで作る際には「このような機能を使いたい」を

思い浮かべてネットで検索しましょう。覚えなくても答えがあります。

(検索の仕方という固有スキルもありますが)

頻繁に使う機能は字を書くように指が覚えていきます。

本職のプログラマもそのように仕事をしています。

(さすがに記憶範囲は広いですが)

自分でも考えて作ってみる

サンプルを改造して動きをみると習得が早くなります。

また実際に解決したい話題を見つけて作ってみると更に早いです。

その課題に対して1部分だけでも解決できれば業務効率は上がり、

自動化しやすい場所、そうでない場所のイメージが掴みやすくなります。

難しい場所・理解できない箇所はスルー

オブジェクト指向の要素のあるプログラム言語で多いことですが

難しい、理解できない箇所はスルーして次に向かいましょう。

下記のような場面もあるため無理に全てを理解する必要はありません。

  • 理解出来なくても利用はできる
  • 必要になった時に読めば理解できる
  • 他の機能で代替できる

おススメ書籍

5冊ほど読んでみた上で文系新人さんにも3人ほど

読んで試してもらった結果、こちらが最も効果が高かったです。

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最初のプログラム作成

マクロ・VBAによる自動化に挑戦するための

サンプルプログラムを手順をこちらの記事にまとめました。

手を動かして作ることがプログラミング共通の上達手順です。

書いてある通りにすればプログラムが作れるようにしてあります。

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