UiPath フォルダーを選択 アクティビティ
「フォルダーを選択」はツール利用者に
フォルダー選択を求めるダイアログを表示するアクティビティです。
この記事では、その使い方と機能を紹介します。
アクティビティの使い方
「システム」、「ダイアログ」より
「フォルダーを選択」をデザイナーパネルの中にドロップし、
選択の内容を受け取るためのString型変数を宣言します。
![「フォルダーを選択」をドロップし、キー入力内容を受け取るString型変数を宣言する図解](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-187.png)
次に結果受取用の変数を出力プロパティに指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-188-1024x442.png)
この状態でツールを起動するとフォルダーを参照ダイアログが表示されます。
現在、存在しないフォルダーを選択したい場合は
左下の「新しいフォルダーの作成」ボタンを
押下してフォルダーを作成してから選択します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-189.png)
フォルダを選び、開くボタンを押下すると選択フォルダの場所(パス)が代入されます。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-190.png)
キャンセルや閉じるボタンを押した場合は結果はエラーになります。
![キャンセルや閉じるボタンを押した場合のエラー表示](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-191.png)
用途
このアクティビティは単独で使うことはありません。
利用者に対象フォルダを選択してもらい、
その結果を利用する別のアクティビティに結果の変数を受け渡します。
プロパティ
共通
表示名を設定します。
![表示名のキャプチャ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-193.png)
表示名はデザイナーパネルに反映されます。
![デザイナーパネル上の図解](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-194.png)
出力
フォルダ選択の結果を受け取るString型変数を指定します。
![出力キャプチャ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-195.png)
その他
UiPathのログに引数や変数の値が表示されるかを指定します。
機密性の高い情報を取り扱う場合にのみチェックする必要があります。
![プライベートのキャプチャ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/10/image-246.png)