UiPath ワーフクローを終了 アクティビティ

2020年10月11日

ワークフローを終了は任意のタイミングでUiPathを異常終了させるアクティビティです。

この記事では、その使い方を紹介します。

アクティビティの使い方

ワークフローを終了はどこにでも設置可能ですが、

トライ キャッチの中と外で設定するパターンがあります。

トライ キャッチの中

この場合はCatchesフィールドの中にドロップします。

例外プロパティにキャッチした例外変数を指定します。

この状態でツールを起動するとCatchesの中で異常終了します。

この場合はエラー発生時にログを書き出したり、

何らかの補修を行った後で異常終了させたい場合に使用します。

再スローと似た動きをしますが、より上位のトライ キャッチがある場合、

それにキャッチされない点が異なります。

トライ キャッチの外

任意のタイミングで異常終了させるにも利用します。

その場合、トライ キャッチの外にドロップします。

理由プロパティに文字列でエラーメッセージを設定します。

この状態でツールを起動すると異常終了します。

可能な限りトライ キャッチの中で例外処理を行う方が好ましいですが、

そこまでする必要のない軽いツールの場合で

何からの条件の元に条件分岐の中で使用するのが主な利用方法となります。

(その場合、スローを使用する方が好ましいですが)

プロパティ

共通

表示名はデザイナーパネルに反映されます。

その他(例外と理由)

項目名説明
例外トライ キャッチのCatchesフィールドでキャッチした
例外変数を入れるのが主な使い方になります。
理由エラーメッセージを文字列で指定します。
例外と理由を両方指定した場合、
理由プロパティのメッセージが優先されます。

その他(プライベート)

UiPathのログに引数や変数の値が表示されるかを指定します。

機密性の高い情報を取り扱う場合にのみチェックする必要があります。

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