UiPath トライ キャッチ アクティビティ

2020年2月19日

トライキャッチはエラー処理を行うための

基本的なアクティビティです。

この記事では、その使い方と機能を紹介します。

アクティビティの使い方

「ワークフロー」、「エラー処理」より「トライキャッチ」を

デザイナーパネルの中にドロップします。

「ワークフロー」、「エラー処理」より「トライキャッチ」をデザイナーパネルの中にドロップ

トライキャッチは3つのフィールドに分かれています。

それぞれにアクティビティを追加していきます。

フィールド

Try

Tryフィールドには通常のシーケンスと同様

行いたい業務処理を記述します。

途中でエラー(例外・Exception)が発生した場合、

その例外が発生したアクティビティを中断しCatchesに移動します。

Tryフィールドの設定例

この状態で「テキストをファイルから読み込み」で

エラーが発生するとCatchesに移行します。

(“Try-2″の「1行を書き込み」は実行されません)

Catches

「新しいcatchの追加」をクリックします。

Catchesフィールドの設定例

受け止める例外の種類を指定します。

どんな例外が発生するかを想定して

設定するのが理想的ですが、

慣れないうちは「System.Exception」を指定しましょう。

この設定は全ての種類の例外を受け止めます。

例外の種類選択

その中に例外発生時に行うシーケンスを記述します。

(何も指定せずに流すことも可能です)

ログにエラーの内容を書き出したり

警告音で人間に通知するなど

何らかの対処を行うことになります。

今回は例外の内容を1行を書き込み

出力パネルに表示します。

Textはexception.ToStringとする必要があります。

このexceptionは例外変数です。

緑枠の部分で変数名を変更可能です。

エラー処理の記述例

さらに「新しいcatchの追加」をクリックすると

別の例外に対応することが出来ます。

Catchesに複数のExceptionを指定する例

上記の例では「テキストをファイルから読み込み」に

指定したパスが存在せず「AggregateException」が発生します。

この場合、「Exception」でもキャッチ出来ますが、

より厳密に指定されている「AggregateException」の

キャッチの中のシーケンスが実行されます。

このように想定できる例外を厳密に指定し、

想定外に備えて「Exception」も指定するのが

よくあるTry-Catchの使い方です。

Finally

Finallyにはエラーが発生しても、しなくても

実行したいアクティビティを指定します。

(何も指定しなくても構いません)

Finallyフィールドの設定例

トライキャッチの利点

想定できる例外であれば条件分岐で判定して

例外に対処することも可能です。

シーケンスが小さいうちはそれでも構いませんが、

大きくなってくると通常処理(Try)と例外処理(Chaches)を

分けて作成するほうが読みやすいシーケンスになります。

また想定出来ない例外への対処は条件分岐では不可能なため

ツールを作成する際は可能な限り

トライキャッチを使用して例外に対処しておきましょう。

プロパティ

共通

共通のキャプチャ

表示名はデザイナーパネルに反映されます。

デザイナーパネル上の表示のキャプチャ

その他

UiPathのログに引数や変数の値が

表示されるかを指定します。

機密性の高い情報を取り扱う場合にのみ

チェックする必要があります。

プライベートのキャプチャ

関連記事

UiPath ワークフロー関連アクティビティの記事一覧