UiPath 再スロー アクティビティ
再スローはキャッチした例外を再度、発生させるアクティビティです。
この記事では、その使い方とスローとの違いを紹介します。
アクティビティの使い方
再スローはトライ キャッチのCatchesフィールドに設置します。
![再スローはトライ キャッチのCatchesフィールドにドロップ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/10/image-52-1024x590.png)
再スローは設置されているシーケンスの例外を、そのまま発生させます。
このアクティビティは例外に対応する処理を行った後、
より上位のトライキャッチに例外を渡したい場合やUiPathを異常終了させたい場合に使用します。
より上位のトライキャッチにキャッチさせたくない場合はワークフローの終了を使用します。
スローとの違い
ほぼ同じ動作をするのですが、役割が異なります。
スローはシーケンス内の任意個所で任意の種類の例外を発生させるアクティビティです。
意図した場所で意図したエラーを発生させるために使用します。
再スローはトライ キャッチのCatchesフィールド中で
キャッチした例外を再発生させるアクティビティです。
プロパティ
共通
![表示名プロパティ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-236.png)
表示名はデザイナーパネルに反映されます。
その他
UiPathのログに引数や変数の値が表示されるかを指定します。
機密性の高い情報を取り扱う場合にのみチェックする必要があります。
![プライベートのキャプチャ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/10/image-246.png)