UiPath POP3 メール メッセージを取得 アクティビティ

2020年10月12日

「POP メール メッセージを取得」はOutlookなどのメーラーを使用せずに

UiPath単独でメールを受信するアクティビティです。

このアクティビティを利用するにはPOPサーバのログイン情報など、

メーラーでメールを受信するために設定するのと

同等の情報を把握しておく必要があります。

この記事では、その使い方と機能を紹介します。

アクティビティの使い方

「アプリの連携」、「メール」より「POP メール メッセージを取得」を

デザイナーパネルの中にドロップします。

プロパティ

共通

共通プロパティ
項目名説明
表示名デザイナーパネルに反映されます。
タイムアウトメール受信を中断するための時間(ミリ秒)です。
この時間を過ぎたらメール受信を停止し、例外が発生します。
設定しない場合は30秒です。変更する必要性は少ないでしょう。

ホスト

ホストプロパティ
項目名説明
サーバーPOPサーバのアドレスを指定します。
プロバイダや社内システムの設定を確認します。
ポートPOPサーバとの接続に番号なものです。
基本的にはPOPサーバの設定とセットで記載されています。
サーバによって数値は異なりますが110、995が代表例です。

ログオン

ログオンプロパティ

POP用のユーザ(メール)とパスワードです。

「ホスト」と同様の方法で確認できます。

オプション

オプションプロパティ
項目名説明
セキュア接続POPサーバとの接続のセキュリティ設定ですが、
基本的にAutoで構いません。
メッセージを削除POPサーバに受信したメールを残すか削除するかの設定です。
受信するメールアドレスに対してメール受信するのが
UiPathだけであればチェックし
他のメーラーでも受信して、そちらが削除する場合は
チェックをしない設定が原則でしょう。
上限数取得するメール数の上限です。

出力

メッセージプロパティ

受信したメッセージを格納する変数を指定します。

データ型はSystem.Collections.Generic.List<System.Net.Mail.MailMessage>です。

ListもMailMessageも型の参照から検索する必要があります。

System.Collections.Generic.List<System.Net.Mail.MailMessage>を型の参照から検索

System.Web.Mail.MailMessageという酷似したデータ型もあるので注意が必要です。

なお上限数プロパティの数だけコレクションとして取得しますが、

要素の手前の方ほど新しいメールです。

その他

UiPathのログに引数や変数の値が表示されるかを指定します。

機密性の高い情報を取り扱う場合にのみチェックする必要があります。

プライベートのキャプチャ

受信したメッセージの扱い方

受信したメールはMailMessageのコレクションとして受け取ります。

それを繰り返し(コレクションの各要素)で処理します。

TypeArgumentプロパティにはSystem.Net.Mail.MailMessageを、

コレクション値にはPOP3メールメッセージを取得の

出力プロパティと同じコレクション変数を指定します。

信したメールはMailMessageのコレクションとして受け取り繰り返し(コレクションの各要素)で処理

今回はメール変数という変数名で要素を処理します。

このメール変数には多くの情報が格納されています。

代表的なものには下記のようなものが存在します。

構文データ型内容
メール変数.BodyStringメール本文(HTMLそのまま)
メール変数.SubjectStringメールタイトル
メール変数.From.AddressString送信元メールアドレス
メール変数.From.DisplayNameString送信者表示名
メール変数.To.CountInt32Toのアドレス数
メール変数.To(要素数).AddressStringToのメールアドレス
メール変数.To(要素数).DisplayNameStringToの表示名
メール変数.Cc.CountInt32CCのアドレス数
メール変数.Cc(要素数).AddressStringCCのメールアドレス
メール変数.Cc(要素数).DisplayNameStringCCの表示名
メール変数.Bcc.CountInt32BCCのアドレス数
メール変数.Bcc(要素数).AddressStringBCCのメールアドレス
メール変数.Bcc(要素数).DisplayNameStringBCCの表示名
メール変数.BodyEncodingStringメール本文の文字コード
メール変数.IsBodyHtmlBooleanメール本文がHTMLか否か
メール変数.Attachments.CountInt32添付ファイルの数
メール変数.Headers(“Date")String日付

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