Power Automate アレイ(配列)型変数
変数はプログラミングで用いられる要素でデータに名前を付けて格納する箱のようなもので、
一定の制限化で様々なデータを格納できます。
変数を活用できるかでPower Automateで出来ることに大きな差が出ます。
変数の種類:アレイは変数(要素)の集まりを扱います。配列やコレクションとも呼ばれます。
この記事ではアレイ型変数の使い方を紹介します。
利用方法
変数の初期化
変数を利用するにはまず初期化が必要です。(これをしないと変数として登録されない)
それにはフローにステップを追加する際に「組み込み」の「変数」コネクタを選択します。


「アクション」より「変数を初期化する」を選択します。


変数の名前を任意、種類(変数に格納するデータの種類)をアレイに指定します。
値は最初に指定しておく変数の内容です。未設定でも構いません。
未設定の場合、変数の内容は要素無しの配列になります


アレイは[]の中に,で区切って値を設定します。
以下のように指定するとAとBとCを要素に持つアレイが変数に設定されます。
["A","B","C"]
| インデックス | 要素 |
|---|---|
| 0 | A |
| 1 | B |
| 2 | C |
インデックスは要素を取り出すための数値です(取り出し方は後述)
格納する値は数値でも文字列でも構いません。
(ただし一つの変数の中ではどちらか統一しましょう)
文字列の場合は要素を"で囲む必要がありますが、数値には不要です。


| インデックス | 要素 |
|---|---|
| 0 | 1 |
| 1 | 2 |
| 2 | 3 |
配列の要素を追加
「配列変数に追加」アクションを利用すると配列の末尾に要素を追加します。
このアクションを利用する場合、文字列でも"が不要です。


配列の要素を取り出す
全ての要素
「Apply to each」の「以下の手順から出力を選択」にアレイ変数を指定します。
すると「Apply to each」内のアクションはアレイ変数の数だけ繰り返されます。
その中で動的なコンテンツ「現在のアイテム」を利用すると要素を取得できます。


一つの指定要素
一つの要素を取り出す場合は以下のように式を指定します。
(赤字は都度変わる部分です)
variables('アレイ変数名')[インデックス]


インデックスは0から始まる連番です。["A","B","C"]のアレイではこのようになります。
| インデックス | 要素 |
|---|---|
| 0 | A |
| 1 | B |
| 2 | C |
配列を置き換え
フローの途中で配列を置き換える場合は
要素を持つ配列
値に最初に初期化した時と同じ形式で指定します。
["A"]


空の配列
要素を持たない配列に設定したい場合は[]のみ指定します。
最初に初期化するときは空白でしたが、「変数の設定」では異なる指定をします。


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