UiPath Excel(モダン) スプレッドシートのマクロを実行 アクティビティ
「スプレッドシートのマクロを実行」はマクロ(VBAのコード)が
Excelのブック(ファイル)に保存されている場合に
それを起動するアクティビティです。
これにより既存のマクロ資産を有効活用することが可能です。
目次
アクティビティの使い方
最初に「アクティビティ」、「利用可能」、「アプリの連携」、「Excel」より
「Excel プロセス スコープ」をシーケンスにドロップ、
その中の「実行」に「Excel ファイルを使用」をドロップし
そしてブックのパスにマクロ有効ブックを指定します。
マクロの設定は有効である必要があります。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/12/image-258.png)
更にその中の「実行」に「スプレッドシートのマクロを実行」をドラッグします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/12/image-259.png)
プロパティ
共通
表示名を設定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/12/image-260.png)
入力
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/01/image-1.png)
元のブック
「Excel プロセス スコープ」 で指定している参照名で
マクロを実行するブックを指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/12/image-261.png)
マクロ名
実行するマクロの名前を指定します。
次の例ではMainという名前のマクロを実行します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/01/image.png)
出力
マクロに戻り値がある場合は受け取るための変数を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/01/image-4.png)
マクロ引数
マクロに引数がある場合に指定します。
デザイナーパネル上でのみ設定可能です。
指定する場合は「マクロ引数を追加」ボタンをクリックします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/01/image-5.png)
必要な引数の数だけ追加して指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/01/image-6.png)
その他
UiPathのログに引数や変数の値が表示されるかを指定します。
機密性の高い情報を取り扱う場合にのみチェックする必要があります。
![プライベートのキャプチャ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/10/image-246.png)
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