JavaScript boolean(真偽値):変数のデータ型

2023年5月8日

English version.

JavaScriptにおけるデータ型のひとつに、ブール型(Boolean)があります。ブール型は、真偽値を表現するためのデータ型で、値としてはtrueまたはfalseのいずれかを持ちます。これらの値はキーワードとして定義されており、大文字小文字を区別します。
ブール型は、条件分岐やループによく使われます。以下は、ブール型を使った単純な例です。

const a = true;
const b = false;

if (a) {
  console.log("a is true");
} else {
  console.log("a is false");
}

if (b) {
  console.log("b is true");
} else {
  console.log("b is false");
}

上記の例では、aはtrueなので、最初の条件文が実行され、"a is true"がコンソールに出力されます。bはfalseなので、2つ目の条件文が実行され、"b is false"がコンソールに出力されます。
また、真偽値を返す比較演算子(===や!==)を使用して、2つの値を比較することもできます。以下は、ブール型を使った比較演算子の例です。

console.log(10 > 5); // true
console.log(10 < 5); // false
console.log(10 === 10); // true
console.log(10 !== 10); // false

上記の例では、2つの値を比較する比較演算子を使用して、真偽値を返しています。比較演算子が成立する場合はtrue、成立しない場合はfalseが返されます。

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