Power Automate 「フォルダの展開(SharePoint)」アクション
SharePointグループ上のZipファイルを解凍するアクションです。
利用方法
フローにステップを追加する際に「SharePoint」コネクタを選択します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/01/image.png)
「アクション」より「フォルダの展開」を選択します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2023/12/image-63.png)
「フォルダの展開」ステップが追加されるのでパラメーターを設定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2023/12/image-64.png)
パラメーター
サイトのアドレス
対象のSharePointグループを指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2023/12/image-36.png)
ソース ファイルのパス
解凍するZipファイルのパスを指定します。
多くの場合、共有ファイル用のフォルダー「Shared Documents」の下のファイルを指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2023/12/image-65.png)
宛先フォルダー パス
解凍したファイルを保存するフォルダーを指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2023/12/image-66.png)
上書きフラグ
既にあるファイルやフォルダーを上書きする場合は「はい」を指定します。
「宛先フォルダー パス」に指定したフォルダーが既に存在する場合は、「はい」を設定する必要があります。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2023/12/image-67.png)
動的なコンテンツ
動的なコンテンツとして項目の一覧がアレイとして取得されます。
コントロールの「Apply to each」を設置して「以前の手順から出力を選択」に
「フォルダの展開」アクションの動的なコンテンツの「body」を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2023/12/image-69.png)
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2023/12/image-70.png)
「Apply to each」の中で動的なコンテンツとして解凍したファイルとフォルダーの情報を取得可能です。
Id
ファイル/フォルダーの識別子です。他のアクションで操作する場合に利用します。
DisplayName
ファイル/フォルダーの名前です。
Path
ファイル/フォルダーの解凍後のパスです。
MediaType
解凍したファイルのMINEタイプです。
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