Excel 折れ線グラフの領域を塗り分ける方法

累積値を折れ線グラフにプロットする場合、
度数の傾向を把握するため
領域に色を付けたくなることがあります。
その方法を紹介します。
サンプルファイル
手順
まず通常の手順で折れ線グラフを作成します。

「挿入」>「図形」>
「正方形/長方形」を選択し、
適当に図形を作成します。


プロットエリアの左側と下側をドラッグし
Altキーを押しながらセルの境界に合わせます。

追加した長方形を右クリックし、
「図形の書式設定」を選択します。

図形の塗りつぶしの色と枠線の色を
任意に調整します。

次に塗りつぶしの「透明度」を調整します。
塗りつぶしの色にも寄りますが
80~90%あたりが適切でしょう。

長方形をAltキーを押しながらドラッグし
左下の視点に合わせた上でサイズ変更を行い
塗り分けたい領域に調整します。

長方形をコピー&ペーストして
こちらも位置とサイズを調整します。
図形の色が重なっている個所は
色が加算されて濃い状態となります。

それを繰り返すことで
塗り分けられたグラフが完成します。
色や透明度を変えていっても問題ありません。

利点と欠点
利点
- 作成の手間が少ない
- 傾向を把握するのに適切
欠点
- マウス操作のため厳密なプロットではない
- データを変えると再調整が必要
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