Excel 折れ線グラフの領域を塗り分ける方法
累積値を折れ線グラフにプロットする場合、度数の傾向を把握するため
領域に色を付けたくなることがあります。その方法を紹介します。
サンプルファイル
手順
まず通常の手順で折れ線グラフを作成します。
「挿入」>「図形」>「正方形/長方形」を選択し図形を作成します。
プロットエリアの左側と下側をドラッグし、Altキーを押しながらセルの境界に合わせます。
追加した長方形を右クリックし「図形の書式設定」を選択します。
図形の塗りつぶしの色と枠線の色を任意に調整します。
次に塗りつぶしの「透明度」を調整します。
塗りつぶしの色にも寄りますが80~90%あたりが適切でしょう。
長方形をAltキーを押しながらドラッグし
左下の視点に合わせた上でサイズ変更を行い
塗り分けたい領域に調整します。
長方形をコピー&ペーストして、こちらも位置とサイズを調整します。
図形の色が重なっている個所は色が加算されて濃い状態となります。
それを繰り返すことで塗り分けられたグラフが完成します。
色や透明度を変えていっても問題ありません。
利点と欠点
利点
- 作成の手間が少ない
- 傾向を把握するのに適切
欠点
- マウス操作のため厳密なプロットではない
- データを変えると再調整が必要
Excel完全マスター: 関数・テクニック・新機能を網羅した決定版ガイド
本書は、Excelの基礎から応用まで、包括的に学べるガイドブックです。当サイトの豊富な情報を、電子書籍向けに最適化し、読みやすく再構成しました。
【本書の特徴】
- 情報量:Word-A4サイズ換算で1,400ページ相当
- 基本操作から高度なテクニックまで、段階的に学習可能
- 140種類の関数を詳細に解説
- 109種類の実用的なテクニックと具体例を紹介
- 最新機能(XLOOKUP関数、LET関数、シートビュー、LAMBDA関数、スピル等)を徹底解説
【対象読者】
- Excel初心者からプロフェッショナルまで
- 体系的にExcelスキルを向上させたい方
- 業務効率化を目指すビジネスパーソン
- データ分析や可視化のスキルを磨きたい方
【本書の強み】
- 実務に即した例題と解説
- 視覚的な図表やスクリーンショットで理解を促進
- 最新のExcelバージョンに対応した内容
- 著者の長年の経験に基づく、実践的なTipsを多数収録
【更新とサポート】
- 常に最新の情報を反映するため、定期的に内容を更新
- 最新版の入手方法:Amazonカスタマーサポートへお問い合わせください
【入手方法】
- 買い切り:950円
- Kindle Unlimited:読み放題プランで利用可能
Excelマスターを目指す方、業務効率を劇的に向上させたい方に、自信を持っておすすめできる一冊です。この1冊で、Excelの可能性を最大限に引き出す力が身につきます。