Excel ハイパーリンクの設定方法

2021年11月6日

「ハイパーリンク」を使用するとセルや図形オブジェクトなどに

クリックすると移動するリンクを設定することが可能です。

この記事では「ハイパーリンク」の設定・解除方法を解説します。

手順

設定

セルにURLを入力

セルにURLを入力すると自動的にハイパーリンクが設定されます。

セルにURLを入力した例
セルにURLを入力した例

Ctrlをクリックすると「貼り付けのオプション」が表示され

「貼り付け先の書式に合わせる」にすると

ハイパーリンクに変換せず貼り付けることが出来ます。

ブック単位で常に変換しない設定に変えることも可能です。

ハイパーリンクの挿入

設定したいセルか図形オブジェクトを選択し、「リンク」をクリックします。

右クリックメニューより挿入
右クリックメニューより挿入

或いは「挿入」より「リンク」をクリックします。

上部メニューより挿入
上部メニューより挿入

「ハイパーリンクの挿入」ウインドウが

表示されるので必要な情報を入力します。

まず「表示文字列」を設定します。

この設定はセル上の表示に反映されます。

ここには「リンク」や「一覧」などの文言、

URLやパス自体を設定すると良いでしょう。

ハイパーリンクの挿入「表示文字列」
ファイル、Webページ、既存のファイルをリンク先に指定します。

アドレスを直接入力するか、履歴から設定します。

ハイパーリンクの挿入「ファイル、Webページ」
このドキュメント内、同ブック内のシートとセル番地を指定し、

その場所にリンクします。

これによりExcelブックをWebサイトのように

リンクで繋がる構造にすることが可能です。

ハイパーリンクの挿入「このドキュメント内」
新規作成

ファイルを新規作成して開きます。

Excelブック以外の形式も作成可能です。

ハイパーリンクの挿入「新規作成」
電子メールアドレス

メーラーを起動して新規メールを作成します。

デフォルトの宛先と件名を指定します。

ハイパーリンクの挿入「電子メールアドレス」

編集

ハイパーリンクを編集する場合は再度、「リンク」をクリックするか

右クリックメニューより「ハイパーリンクの編集」をクリックします。

ハイパーリンクの編集

それにより先ほどの「ハイパーリンクの挿入」と

同様の画面が表示されるので、ここで内容を変更することが出来ます。

解除

リンクセルを右クリックし、「ハイパーリンクの削除」を選択すると解除されます。

この時、文字色と下線だけで罫線など他の書式も削除されてしまうので

必要であれば再設定が必要です。

右クリックメニューより「ハイパーリンクの削除」

編集画面を開いて「リンクの解除」を選択しても解除されます。

パイパーリンクの編集「リンクの解除」

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