Excel Webページやディスク上のファイルへジャンプするハイパーリンクを設定(HYPERLINK関数)

2023年6月14日

English version.

セルに直接URLやファイルパスを指定すると自動的に書式設定として

ハイパーリンクが設定されますが、これを関数で設定することも可能です。

これにより可変にリンク先を制御することが可能になります。

この記事では、その仕様と使い方を紹介します。

仕様

=HYPERLINK(リンク先,別名)
引数省略時の値説明
リンク先省略不可ジャンプ先のファイルのパスやURLを指定。
別名リンク先セルに表示する内容を指定。
各引数の詳細

設定例

基本的な設定例です。

別名を省略するとセルにはリンク先がそのまま表示されます。

HYPERLINK関数の設定例

別名を設定した場合、セルには別名が表示されます。

HYPERLINK関数の設定例。別名あり

URLの文字数制限

ハイパーリンクには255文字の制限があります。

それを超えると#VALUE!エラーとなりジャンプできません。

URLパラメータに日本語が混ざるなど長いURLの場合は注意が必要です。

リンク先が255文字の例
255文字までは設定可能
リンク先が256文字の例
256文字ではエラー

URLパラメータの値に日本語を使用する場合

セル値などからURLパラメータの値を作成し

その中に日本語が含まれる場合は

ENCODEURL関数で変換する必要があります。

半角スペースや特定の記号も変換が必要なため

セル値からURLパラメータの値を作成する場合は、

全てENCODEURL関数を使用する方が無難です。

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