UiPath Excel ワークブックを閉じる アクティビティ

2019年11月27日

「ワークブックを閉じる」は任意のタイミングで

ファイルを閉じるためのアクティビティです。

この記事ではその使い方と機能を紹介します。

アクティビティの使い方

他のExcel関連アクティビティと違い、

「Excel アプリケーション スコープ」外に設置します。

「Excel アプリケーション スコープ」の出力に

UiPath.Excel.WorkbookApplication型の

変数を指定し、「ワークブックを閉じる」で

そのブックを閉じる流れになります。

それにはまずブックの変数を

作成する必要がありますが、

UiPath.Excel.WorkbookApplication型は

初期状態では選択できないため

「型の参照」から検索する必要があります。

「変数の型」から「型の参照」を選択するキャプチャ
UiPath.Excel.WorkbookApplication型を選択するキャプチャ

ブックの変数を作成したら

「Excel アプリケーション スコープ」の

出力にブックの変数を指定します。

これにより開いたブックが

変数に対応するようになります。

出力に指定しない場合は

「Excel アプリケーション スコープ」が終わる時に

自動的にブックを閉じていましたが、

出力に指定している場合は

「ワークブックを閉じる」まで

ブックが開き続けます。

そして「ワークブックを閉じる」の

ターゲットに変数を指定します。

これにより開いたブックを閉じる動作が完成します。

WorkbookApplication型の変数を指定する図解

用途

有用な機能ですが、ややこしくなるため

基本的には使わない方が良い存在です。

「Excel アプリケーションスコープ」で

何度もブックを開く方が簡単なので

UiPathに慣れないうちはそうしましょう。

「ワークブックを閉じる」が必要な場面は

同じファイルを開く動作を何千回も発生し

動作が非常に重くなる場合や、

ファイルを自動保存をしたくないが、

「Excel アプリケーションスコープ」が

複数発生してしまう場合です。

こういった場合にはUiPath.Excel.WorkbookApplication型の

変数を「Excel アプリケーションスコープ」の

「既存のワークブックを使用」プロパティに指定し、

既存の処理対象ブックを引き継ぐ必要があります。

なお「ワークブックを閉じる」を指定しなくても

UiPathが終了すると勝手に閉じてくれます。

しかし終了時のものは動作保証されないため

ブックが壊れたり、ロックされたままになる恐れがあります。

よって明示的に「ワークブックを閉じる」ことが

安全ですしプログラマ的な作法でもあります。

プロパティ

共通

表示名を設定します。

表示名のキャプチャ

表示名はデザイナーパネルに反映されます。

デザイナーパネルの表示例

この表示名は変える必要性がほぼありません。

デザイナーパネルに閉じるブック変数が表示されるため

ブック変数の名前が、

どのようなブックであるかを

表現する名前であれば表示名で

説明する必要がないからです。

ターゲット

閉じる対象のWorkbookApplication型の変数を指定します。

ターゲットのキャプチャ

その他

UiPathのログに引数や変数の値が

表示されるかを指定します。

機密性の高い情報を取り扱う場合にのみ

チェックする必要があります。

プライベートのキャプチャ

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