UiPath テキストファイルを読み込む アクティビティ
「テキストファイルを読み込む」は指定ファイルの内容を
String型変数に格納するアクティビティです。
この記事ではその使い方と機能を紹介します。
アクティビティの使い方
「システム」、「ファイル」より「テキストファイルを読み込む」を
シーケンスの中にドロップします。
次にファイルの内容を代入するString型変数を宣言し、
読み込むファイルのパスと共にプロパティに設定します。
ファイル名はデザイナーパネル上のボタンをクリックすると
ファイルを開くダイアログで指定できます。
ファイルを選択を使用してツール起動時に
任意の場所とファイル名を指定するのも有効です。
また固定のファイルを読み込む場合は
パスの有無で事前に存在確認するのも有効です。
今回は下のテキストファイルを読み込み、
その内容をメッセージボックスに表示します。
プロパティ
共通
表示名を設定します。
表示名はデザイナーパネルに反映されます。
ファイル
ファイル名に読み込むファイルの場所を指定します。
ここには固定のファイルパスを使用するか、
ファイルを選択で毎回、選択するようにしましょう。
エンコーディングには読み込むファイルの文字コードを文字列で指定します。
空白の場合は文字コードを自動判別を試みるため基本的に指定する必要がありません。
空白で文字化けする場合のみ文字コード一覧を参考に設定しましょう。
出力
ファイルから読み込んだデータを格納するString型の変数を指定します。
その他
UiPathのログに引数や変数の値が表示されるかを指定します。
機密性の高い情報を取り扱う場合にのみチェックする必要があります。