UiPath パスの有無を確認 アクティビティ
「パスの有無を確認」はパスを指定し、そのファイルやディレクトリが
存在するかを調べるアクティビティです。
この記事では、その使い方を紹介します。
アクティビティの使い方
「システム」、「ダイアログ」より「パスの有無」をデザイナーパネルの中にドロップし
検索結果を格納するBoolean型の変数を設定します。
![「システム」、「ダイアログ」より「パスの有無」をデザイナーパネルの中にドロップ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-199-1024x677.png)
次に入力プロパティのパスに存在の有無を検査するパスを指定し、
パスの種類でFileかFolderのどちらをチェックするかを選択します。
そして出力プロパティに結果を受け取る、Boolean型変数を指定します。
![プロパティの設定例](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-201-1024x538.png)
今回は結果を条件分岐にかけてメッセージボックスの内容を変えます。
![パスの有無の確認を条件分岐に利用する例](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-202.png)
存在する場合はTrueが格納されるので「存在します。」が表示され、
存在しない場合はFalseが格納され「存在しません。」が表示されます。
今回はメッセージボックスを表示していますが、
ファイルを扱うアクティビティを使用する際に併用することが多いでしょう。
例えばテキストファイルを読み込む際に
事前チェックして存在しなければ読み込みを停止したり、
更新対象のファイルが存在しなければテキストファイルを書き込むで新規作成し、
存在すれば文字列を追加書き込みで追記するといった使い分けが例になります。
プロパティ
共通
表示名を設定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-203.png)
表示名はデザイナーパネルに反映されます。
入力
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-206.png)
パスには検査するファイルの場所を指定します。
デザイナーパネルにボタンがないため手入力する必要があります。
パスの種類には検査対象が、ファイル(FIle)かディレクトリ(Folder)かを指定します。
出力
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/01/image-205.png)
結果を格納するBoolean型変数を指定します。
存在する場合はTrueが格納され、
存在しない場合はFalseが格納されます。
その他
UiPathのログに引数や変数の値が表示されるかを指定します。
機密性の高い情報を取り扱う場合にのみチェックする必要があります。
![プライベートのキャプチャ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/10/image-246.png)