UiPath データ行を削除 アクティビティ
データ行を削除はデータテーブル変数の
指定行を削除するアクティビティです。
この記事では機能と使い方を紹介します。
目次
アクティビティの使い方
「プログラミング」、「データテーブル」より
「データ行を削除」を
デザイナーパネルの中にドロップします。
![「プログラミング」、「データテーブル」より「データ行を削除」をデザイナーパネルの中にドロップ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/04/image-44.png)
入力プロパティを設定します。
データテーブルに行を削除するDataTable型変数を指定します。
そして削除する行を下記の何れかの方法で指定します。
(1つだけ。2つ以上指定するとエラー)
プロパティ | 説明 |
---|---|
行 | DataRow型で指定します。 (繰り返し(各行)以外には、ほぼ使用しません) |
行インデックス | 最初の行を0とした連番の数値で指定します。 |
![プロパティの指定例](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/04/image-45.png)
指定後にシーケンスを実行すると
データテーブルから指定行が削除されます。
プロパティ
共通
表示名
![共通-表示名プロパティ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/04/image-47.png)
デザイナーパネルに反映されます。
![デザイナーパネル上の配置](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/04/image-46.png)
入力
データテーブル
![入力-データテーブルプロパティ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/04/image-48.png)
行を削除する対象のDataTable型変数を指定します。
行
![入力-行プロパティ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/04/image-49.png)
削除の対象行を、 DataRow型で指定します。
DataRow型変数は自分で作成するよりも
繰り返し(各行)で抽出することが多いでしょう。
作成する場合は、たとえばDataRow型の変数を用意して
代入アクティビティの右辺値(Value)に
データテーブル変数.Rows(インデックスの整数)
を指定して行を変数として格納し、
行プロパティに指定すると可能です。
実質、インデックスを指定するのと同じで
回り道をしているためこれだけの用事では使用しません。
他に行変数に用事がある場合にのみ
このプロパティを使用するでしょう。
なお、ここを指定する場合、
行インデックスは未指定である必要があります。
行インデックス
![入力-行インデックスプロパティ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/04/image-50.png)
削除の対象列を、最も左の列を0とした連番の数値で指定します。
ここを指定する場合、行は未指定である必要があります。
その他
プライベート
UiPathのログに引数や変数の値が表示されるかを指定します。
機密性の高い情報を取り扱う場合にのみチェックする必要があります。
![プライベートのキャプチャ](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2019/10/image-246.png)