UiPath 行項目を取得 アクティビティ
行項目を取得はデータテーブルの1行(DataRow型の変数)から
特定の列の値を取得するアクティビティです。
この記事では使い方を紹介します。
アクティビティの使い方
「プログラミング」、「データテーブル」より
「行項目を取得」をデザイナーパネルの中にドロップします。
実用としては「繰り返し(各行)」のBodyに設置することが多いでしょう。

次に下記のようにプロパティを設定します。
プロパティ | 設定値 |
---|---|
入力-列名 | 値を抽出する列の名前を文字列で指定 |
入力-行 | 値を抽出するDataRow型の変数を指定 |
出力-値 | 抽出結果を格納する変数を指定 データ型は列に合わせる |
その状態でシーケンスを実行すると行の中から指定列名の値が指定の変数の中に格納されます。
プロパティ
共通

デザイナーパネル上の表示名を設定します。
入力

項目名 | 説明 |
---|---|
列 | 抽出の対象列を、 DataColumn型で指定します。 たとえばDataColumn型の変数を用意して 代入アクティビティの右辺値(Value)に データテーブル変数.Columns(インデックスの整数) または データテーブル変数.Columns(列名の文字列) を指定して列を変数として格納し、列プロパティに指定すると可能です。 実質、インデックスや名前を指定するのと同じで 回り道をしているためこれだけの用事では使用しません。 他に列変数に用事がある場合にのみ、このプロパティを使用するでしょう。 なお、ここを指定する場合、列名と列インデックスは未指定である必要があります。 |
列インデックス | 抽出の対象列を、最も左の列を0とした連番の数値で指定します。 ここを指定する場合、列と列名は未指定である必要があります。 |
列名 | 削除の対象列を、 文字列("で囲むかString型変数)で列名を指定します。 ここを指定する場合、列と列インデックスは未指定である必要があります。 |
行 | 抽出する対象のDataRow型変数を指定します。 「繰り返し(各行)」の要素変数を指定することが多いでしょう。 |
出力

抽出結果を格納する変数を指定します。
変数の型は抽出対象の列に合わせます。
その他
UiPathのログに引数や変数の値が表示されるかを指定します。
機密性の高い情報を取り扱う場合にのみチェックする必要があります。
