Excel Office スクリプト 基本的な算術演算子の使い方
Office スクリプトにおける算術演算子の基本的な使い方を紹介します。
目次
解説
算術演算子は四則演算のような基本的な計算を行うための数式に用います。
演算子 | 内容 | 使用例 | 結果 | 優先順位 (小さいほど優先) |
---|---|---|---|---|
+ | 足し算 | 4+2 | 6 | 3 |
- | 引き算 | 5-2 | 3 | 3 |
/ | 割り算 | 5/2 | 2.5 | 2 |
% | 割り算の余り | 5%2 | 1 | 2 |
* | 掛け算 | 4*3 | 12 | 2 |
** | べき乗 | 3**2 | 9 | 1 |

計算の優先度と()による順序変更
基本的には左から右に計算されますが、
掛け算・割り算は足し算・引き算より優先されるように優先度があります。
この順序は()で囲めば優先度を上げることができます。

割り算の整数部分
割り算の整数部分を出す演算子はありません。
計算するには以下のコードになります。(赤字は適宜変更)
Math.floor(割られる数/割る数)

代入演算子
算術演算子に=を付けると左辺の変数に対して計算を行います。
変数
+= 計算する数

数値以外の値を数値とみなして計算
数値でない値はそのままでは算術演算子で計算できません。
Numer関数を利用して数値に変換します。(数値とみなせない値は不可能です)
Number(数値に変換する値)

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