Power Automate 「item」関数
itemはPower Automateの式に使用する関数で、
配列(アレイ)をループしている場合に現在の項目を取得する関数です。
仕様
item()
利用方法
Apply to eachの中の式で使用します。

「式」タブ、itemをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。
引数は不要です。

次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。

この関数はフローを保存してウインドウを閉じると、
次以降に開いたときは「現在のアイテム」になります。

アレイ変数1の中身が[100,200,300]の場合、
Apply to eachが3回繰り返され、1度目の結果が100、
2度目の結果が200、3度目の結果が300になります。

itemの対象は直上のApply to eachです。
次のようにフローを組むと最初のitemは1つめのApply to eachで利用している配列(アレイ)、
次のitemは2つめのApply to eachで利用している配列(アレイ)を対象とします。

Power Automateを効率的に習得したい方へ
当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを
買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。

Word-A4サイズ:1500ページの情報量で
(実際のページ数はデバイスで変わります)
基本的な使い方から各トリガー/アクションの詳細な使い方、
頻出テクニック、実用例を紹介。(目次)
体系的に学びたい方は是非ご検討ください。
アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴)
なお購入後に最新版をダウンロードするには
Amazonへの問い合わせが必要です。