Power Automate 「item」関数
itemはPower Automateの式に使用する関数で、
配列(アレイ)をループしている場合に現在の項目を取得する関数です。
仕様
item()
利用方法
Apply to eachの中の式で使用します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/04/image-77.png)
「式」タブ、itemをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。
引数は不要です。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/04/image-78.png)
次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/04/image-79.png)
この関数はフローを保存してウインドウを閉じると、
次以降に開いたときは「現在のアイテム」になります。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/04/image-80.png)
アレイ変数1の中身が[100,200,300]の場合、
Apply to eachが3回繰り返され、1度目の結果が100、
2度目の結果が200、3度目の結果が300になります。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/04/image-81.png)
itemの対象は直上のApply to eachです。
次のようにフローを組むと最初のitemは1つめのApply to eachで利用している配列(アレイ)、
次のitemは2つめのApply to eachで利用している配列(アレイ)を対象とします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/04/image-82.png)
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