GTM 他のユーザーを招待

2022年11月2日

GTMを複数人で管理することや、他社の関係者に公開することがあります。それには公開相手もGoogleアカウントを持っている必要があります。

公開相手のGoogleアカウントを取得したら、どんな権限を与えるかを検討します。

権限

まずアカウントレベルで公開するか、コンテナレベルで公開するかを検討します。

多くの場合、アカウントレベルの管理者か、コンテナレベルで詳細な公開を行います。

アカウント権限

管理者

GTMアカウントへのユーザー管理や属するコンテナ権限管理が行える強力な権限です。

この権限の付与には特に慎重な検討が必要です。

ユーザー

GTMアカウントの情報を確認する権限です。コンテナの閲覧権限とは別です。(この権限だけではタグだけの情報が閲覧不可能)アカウントの情報を見たいだけという状態はあまりないため、利用頻度は低めです。

コンテナ権限

個々のユーザーは個々のコンテナに対して次のような権限レベルを設定できます。

コンテナの権限は次の表の通りです。下に行くほど強力な権限です。強い権限は、より弱い権限を内包します。(例えば公開は承認、編集、読み取りの権限も持つ)

権限説明
読み取りタグ、トリガー、変数の閲覧
編集ワークスペースの作成、タグ、トリガー、変数の編集
承認バージョン(公開前の編集内容の集まり)の作成
公開バージョンの公開(Webサイトへの反映)

権限無しではコンテナの存在自体が確認できません。

情報の閲覧だけ許可する「読み取り」や、公開前の状態にするまでを許可する「承認」、公開も全て許可する「公開」は頻度が高いです。(編集までの許可は多くない)

公開はWebサイトに影響を与えるため、多くの場合、「承認」までを行うメンバーと「公開」権限を持つユーザーを分けてチェック体制を構築します。

ユーザー追加手順

アカウントにユーザー追加

アカウントへのユーザー追加は主にアカウントの情報を閲覧するユーザーとアカウント全体を管理する権限の強いユーザーの追加のために行います。

まず公開相手のGoogleアカウント(メールアドレス)を確認後、アカウントの設定メニューの「ユーザー管理」をクリックします。

右上の+をクリックして「ユーザーの追加」をクリックします。

追加するユーザーのGoogleアカウントと権限を設定します。権限はアカウント権限とコンテナ権限を設定可能です。設定が完了したら右上の「招待」するをクリックします。

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