GTM 他のユーザーを招待
GTMを複数人で管理することや、他社の関係者に公開することがあります。それには公開相手もGoogleアカウントを持っている必要があります。
公開相手のGoogleアカウントを取得したら、どんな権限を与えるかを検討します。
権限
まずアカウントレベルで公開するか、コンテナレベルで公開するかを検討します。
多くの場合、アカウントレベルの管理者か、コンテナレベルで詳細な公開を行います。
アカウント権限
管理者
GTMアカウントへのユーザー管理や属するコンテナ権限管理が行える強力な権限です。
この権限の付与には特に慎重な検討が必要です。
ユーザー
GTMアカウントの情報を確認する権限です。コンテナの閲覧権限とは別です。(この権限だけではタグだけの情報が閲覧不可能)アカウントの情報を見たいだけという状態はあまりないため、利用頻度は低めです。
コンテナ権限
個々のユーザーは個々のコンテナに対して次のような権限レベルを設定できます。
コンテナの権限は次の表の通りです。下に行くほど強力な権限です。強い権限は、より弱い権限を内包します。(例えば公開は承認、編集、読み取りの権限も持つ)
権限 | 説明 |
---|---|
読み取り | タグ、トリガー、変数の閲覧 |
編集 | ワークスペースの作成、タグ、トリガー、変数の編集 |
承認 | バージョン(公開前の編集内容の集まり)の作成 |
公開 | バージョンの公開(Webサイトへの反映) |
権限無しではコンテナの存在自体が確認できません。
情報の閲覧だけ許可する「読み取り」や、公開前の状態にするまでを許可する「承認」、公開も全て許可する「公開」は頻度が高いです。(編集までの許可は多くない)
公開はWebサイトに影響を与えるため、多くの場合、「承認」までを行うメンバーと「公開」権限を持つユーザーを分けてチェック体制を構築します。
ユーザー追加手順
アカウントにユーザー追加
アカウントへのユーザー追加は主にアカウントの情報を閲覧するユーザーとアカウント全体を管理する権限の強いユーザーの追加のために行います。
まず公開相手のGoogleアカウント(メールアドレス)を確認後、アカウントの設定メニューの「ユーザー管理」をクリックします。
右上の+をクリックして「ユーザーの追加」をクリックします。
追加するユーザーのGoogleアカウントと権限を設定します。権限はアカウント権限とコンテナ権限を設定可能です。設定が完了したら右上の「招待」するをクリックします。
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